「最新版オプション売買実践」のブックレビュー

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今日のブックレビューは、

前回の続き物、「実践」のほうのレビューです。

前作はこちらの「最新版オプション売買入門」のブックレビューをどうぞ。

 

 

 

 

  ■

 

 

 

今日のお題はこちら。

 


 

 

前作の最新版オプション売買入門に引き続き、

オプショントレード全般の話。

 

というより、日経225オプションより

海外(米国・欧州)のオプションが魅力的なので

そっちをやるべきだと提唱している本。

 

増田さんはメイントレードを海外においているので、

早くみんなおいでよ、という感じでしょうか。

 

 

 

  ■

 

 

 

1章2章はさらりと読んでおしまいです。

(レビューポイント特に無しということで(^^;))

 

 

 

3章の買う戦略では、

キャッシュフローマネジメントが

最重要であると力説して、

先物との鞘取りなどの説明に入ってしまいます。

 

ボラティリティを買うという戦略として

バックスプレッドを紹介していますが、

なかなか日経225オプションに当てはめるのが困難。

 

 

 

 

4章の売りでは、

日経225オプションでは売り自体が向いていなく

米国の株式オプションや指数オプションを勧めています。

 

そういわれると国内トレーダーは何も言えなくなってしまいますが・・・。

 

売りの優位性や注意点などの記載は

一度読んでおくといいでしょう。

 

コールとプットを売る実践のところで

デルタヘッジ,ガンマヘッジという言葉が出てくるのですが、

なんと本書では触れないとのこと!

 

リスク管理には必須な考えなのに

詳細を説明しないというのはいただけません。

 

 

 

 

5章ではNOPSの説明をしています。

 

有利な市場を選ぶところから検討が始まるので、

日経225オプションで頑張ろうという人には

ちょっと肩透かし。

 

今の市況に合わせてポジションを考えるのではなく、

ポジションに合わせて有利な市場を探そうなので。

 

本当はそうやって有利な市場を選べば

損失リスクが少なくなるんでしょうが、

日経225オプション専門のトレーダーからしてみるとちょっとね。

 

この章の実践として

仕掛け前のチェックやポジションの調整の

具体的実例があるのは良いと思いました。

 

 

 

6章では保守的売買として、

クレジットによるポジションやカバードコールについて。

 

この章も5章のNOPS同様

注意点を挙げて実践手法を説明しています。

 

 

 

7章はLEAPS。

株式オプションが前提になっている

長期オプション売りなので、

日経225オプションのような

期先の流動性があまり無い市場では

ちょっと苦しいものがあります。

 

 

 

8章は日経225オプションで

資産を築くという内容ですが、

基本的な事項の仕組みやプレッシャーに勝つには、

利益を上げるための自分のルールの設定、

買いと売りの調整などを挙げています。

 

「資産を築く」というより

日経225オプションとは、という内容でした。

 

 

 

その後9章株式オプション、

10章指数オプション、

11章ETFオプション、

12章先物オプションと続いて行くのですが、

日経225オプションが出てこないで終わってしまいました。

 

 

 

 

 

 

 

総評

 

 

 

感想としては、

入門編がそこそこ役に立つ内容だっただけに、

実践編は肩透かしでした。

 

米国で盛んにトレードされている

オプショントレードの魅力を説明して、

米国でトレードしようというのが本書の狙い。

 

最後にお決まりのオプション倶楽部の紹介が^^;

 

 

米国オプショントレードの優位性を知るには

良い本かと思いますが、

トレードのポジションを学ぼうと思って読むと

なんか本質に到達する前に

ページを全てめくり終わってしまう感じです。

 

 

評価はあえて辛口点数をつけました。

日経225オプショントレードの実践編を期待している場合は

急いで読まなくてもいいのかなと思いました。

 

あ、もちろん自分の幅を広げるという意味では

読まなくていい本なんてなくて、

ぜひ関連書籍は全部読んでもらいたいとことですけどね。

 

 

初心者:★★☆☆☆

実践者:★☆☆☆☆

 

 

 

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