そもそもオプションとは?を書いてみる

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

 

これまで、オプションの理論について自分なりに

初心者にも分かりやすいように説明をしてきました。

 

ざっと見返してみたのですが、

「そもそもオプションって何?」

という視点が抜けていることに気がつき、今回記事にしてみました。

 

オプションに興味を持ってきてくれた方に対して

「理論価格の重要性」「ブラック・ショールズ」なんて説明しても、

 

それ以前にオプションって何なのか知りたいよ・・・( ̄Д ̄;)

 

という声が出てきそうなので。

(というか自分で見返してそこが足りないって感じてしまったので)

 

 

と言うわけで今回の目次です。

■オプショントレードとは?お米の取引事例

■編集後記

 

恒例のクリックのお願い(-人-)ゼヒゼヒよろしく!

にほんブログ村 先物取引ブログ 日経225オプションへ
にほんブログ村

 

 

オプショントレードとは?-お米の取引事例

 

オプショントレードを初心者にも分かりやすく説明するため、ここではお米の取引を例にします。

 

なぜお米の取引なのか??

 

それは・・・実は先物取引の元祖は、

1620年代にすでに大阪のお米の取引で行われていたんですよ!

 

なので(ってあまり意味はありませんが(^^;))お米を例に挙げます。

 

 

 

ちなみに先物取引のリスクヘッジとしてオプションが利用されることも多く、

先物を軸とした派生商品、

つまり金融派生商品=「デリバティブ」と呼ばれています。

 

たいていの証券口座は「先物・オプション口座」って言われて

括られていることが多いですよね。

 

 

 

ではここから説明に入ります。

 

家族5人の農家の家族がいて、

1ヵ月後に自分たちが食べるためのお米の備蓄がなくなってしまうことが分かっています。

(現実にはそんな農家いないと思いますが)

今は8月で、9月になると収穫出来る可能性があります。

 

ここで「可能性がある」というのは、

通常何も起きなければ収穫してお米が手に入りますが、

天候不順による不作、農作物の病気による影響で全く収穫できないこともあり得ます。

 

 

つまり1ヵ月後の9月にお米が必要になるかもしれない、ということです。

そこで町のお米屋さんで料金を確認すると、あるお店では10万円で売っていました。

 

 

その場合はこの農家はどうするでしょうか?

 

1.今、店頭価格の10万円で買う=現物取引

 

これは言葉の通り、今の価格の10万円で購入し1ヶ月間自分で保管しておきます。

確実に10万円で買えるものの、仮に豊作になってお米が大量に収穫できたら

買う必要が無かったものになってしまいます。

また、お米を自分で保管するので、管理不十分で腐らせたり盗まれる心配もあります。

(今は盗まれるなんてほとんど無いけど、江戸時代ならあり得ますよね)

 

 

2.1ヶ月待つ

 

1ヶ月待って無事に収穫できたらお米は食べられるので問題は無いのですが、

1ヶ月先になってみないとお米が手に入るか、

もし買うとしたら不作で今の10万円より高くなってしまうかもしれないという、変動のリスクが発生します。

 

 

3.1ヶ月先にお米を10万円で買う契約をする=先物取引

 

先物取引を使えば、買うという契約を今取り交わして代金と商品は

将来のある時点で引き渡しすることが可能になります。

大阪で利用されていた先物取引はまさにこれですね。

 

ただし仮に豊作になってお米が不要になっても、10万円で買う契約をしているので

必ず10万円で受け取らなければなりません。

 

つまり不作でお米の値段が高騰したときには有利な取引ですが、

豊作になると高値つかみになってしまいます。

先物は取り消しが出来ない予約のようなもので、契約は義務となっています。

 

(先物についてはオプションの比較のために書いたので、

微妙に違うニュアンスの可能性もあるので詳しくはご自分でご確認くださいねm(_ _)m)

 

 

4.1ヶ月先のお米を10万円で買う「権利」を買う=オプション取引

 

オプションは「売買する権利」を売買する(なんか日本語って難しい( ̄Д ̄;))ため、

先物取引と違って予約のキャンセルが可能です。

ここで出てくる権利は次のように呼ばれます。

 

「買う権利」=コールオプション

「売る権利」=プットオプション

 

先ほど言いましたように、先物は義務契約なのに対しオプションは権利です。

値が上がったらオプションの権利行使をして安く買い求め、

値が下がったら権利を放棄して下落の被害を避ける。

 

 

この権利が1万円だとしたら、1万円を先に払って10万円で買う権利を買い、

特定の日になったら権利行使して10万円で買う。

 

そのときにお米の値段が15万円になっていれば、

10万円でお米を買って市場価格の15万円で売るので差し引き5万円、

あらかじめ払った権利料1万円を引いて4万円の利益が得られることになります。

 

 

もし値が下がった場合は権利を放棄して被害を避けることが出来ますが、

先に払った1万円「買う権利」を買うために支払っているので戻ってきません。

 

値上がりしたときの利益を追求し、値下がりしたときの高値掴みを避ける保険料として、

先に1万円を払っているわけです。

 

 

「お米代10万以外に1万円もかかるならオプション取引は有利じゃないんじゃないか?」

と思うかもしれませんが、

オプション取引は、リスクのみを切り離してリスクそのものを売買できるのが特徴です。

 

通常開かれた市場において、取引のどちらかが一方的に有利になる取引は

この世にはほとんど存在しません。

 

これは現在の株やFXなどでも、当たり前のことですよね。

 

仮に一方的に有利になる取引が存在すれば、みんながそちらに賭けるため

そのアンバランスは即時に解消されてしまいます。

株はインサイダーでない限り明らかに有利なポジションを取るのは困難ですよね。

 

数少ない取引でそのようなことがあるとしたら不動産取引でしょうか。

こちらは「開かれた市場」ではなく相対取引のため、

一方的に有利になる取引が起こる可能性があります。

 

 

 

話がそれましたが、

 

株式市場の場合は、

・株を買う

・株を売る

 

オプション取引の場合は

・買う権利を買う

・買う権利を売る

・売る権利を買う

・売る権利を売る

 

という4つの取引が存在します。

 

 

オプション取引とは

「どの銘柄を、どの数量だけ、いつ、いくらで、買う/売る権利を、買うのか売るのか」を決める行為

のことになります。

 

 

日経225オプションの場合ですごく簡単に例えると・・・

 

権利行使価格10000円のコールオプションを権利量(プレミアム)100円で買ったところ、

日経平均が10200円まで上昇したら価値が100円増えて200円になります。

 

なぜ価値が増えるのかというと、このコールオプションを行使すると10000円で株を買うことになり、

その株をすぐさま市場で売れば10200円で売れるからです。

コールオプションは上昇時は株と同じように値上がりする性質を持っているということがわかります。

 

一方、下落時には最初にプレミアムを払っているので、

ただそのプレミアムを放棄する(100円を諦める)だけでよいので、損失は限定的になります。

 

 

このような性質があるため、トレードの種類を選べば損失限定・利益無限大という

非常にローリスクな戦略も可能になる、というのがオプションのメリットの一つになります。

 

 

 

編集後記

 

オプションの仕組みがなんとなく分かってもらえたでしょうか?

これだけ書ければサイト内記事のベース知識となってくれるでしょう\(^▽^)/

 

 

具体的にはこのオプションで利益を出すために

コールとプットを組み合わせて有利(になる可能性が高い)ポジションを組んでいきます。

 

そのポジションの戦略を楽しもう!というのがこのサイトの狙い

 

 

最初は資金が目減りなんかしたら楽しむどころじゃないと思いますけど、

トレードを続けていれば想定どおりに利益が出たときは本当に嬉しいし、

予想を遥かに超える大事件(リーマンショックやギリシャ不安、円高などなど・・・)に見舞われたときに

いかに損失を少なく利益を最大にするかというオプショントレードの本質を体験することが出来るようになり、

次第に面白さが分かってくると思います。

 

 

そのお手伝いを記事の中で出来ればと思うので、モチベーションUPのために

ランキングのクリックをお願い(*^▽^*)

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket