インプライドボラティリティ(IV)異常値が出た後の対応

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今日は、昨日予告した今後の対応の案について書いてみます。

これを参考にして週明けの戦いに臨んでいただけたら幸いです。

 

・・・といいながら、いつも夜12時近くに発行しているので、

週明けに参考に出来るのは夜更かししているいけない子だけかなぁ~(≧∇≦)

 

それでは今日の目次です。

■インプライドボラティリティ(IV)が異常値が出たときの対応

■編集後記

 

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インプライドボラティリティ(IV)が異常値が出たときの対応

 

実は、昨日の記事に書いたIVが異常値になったと判断したデータですが、

実はこれだけで判断してはいけません。

 

権利行使価格 6/24 6/25
9,500 30 30
9,750 29 29
10,000 27 27
10,250 22 28
10,500 20 26

 

もしかすると数日間このIVを維持しているので実は6/24のほうが異常であり、

6/25の値は正常なんじゃないか?など疑う必要があります。

 

これらの疑問を解消するには、直近のIVの推移を見る必要があります。

6/24と6/25だけで判断するのではなく、長いスパンでみるべきです。

 

もしそれでも分からなければ、ヒストリカルボラティリティ(HV)を用いて理論価格を算出し、

理論価格と現実のプレミアムを比較すべきです。

 

 

そこまで行って、初めてこのIVが異常値であると判断できます。

 

では、今回の判定した異常値に対する対策として、例をいくつか挙げてみました。

 

 

ケース1:IV異常値は今後正常に戻る=プレミアムが下がる

 

(1)正常値に戻るまで待つ

 

これは正攻法ですね。

単純なミスプライスなので正常に戻るのを待つだけ。

何もしないということです。

それでも値洗いが向上する可能性が高いので問題ないですね。

 

(2)8P10250をさらに売り、ミスプライス解消に便乗して利益を狙う

 

これは攻めの姿勢です。

単純にプット売りをするよりは、プットバックスプレッドの建て玉を増やして

1:2を2:4にするのが良いかなと思います。

 

 

ケース2:ミスプライスではなくIVがこのまま推移する

 

(1)市場に反応するリスク感応度を下げるために、ファー・アウト・オブ・ザ・マネーのプットを売る

 

ファー・アウト・オブ・ザ・マネーを売るとバックスプレッドがショートバタフライの変形となり、

リスク感応度(デルタ・ベガ・セータ・ベガ)がそれぞれ下がる傾向になり、市場に鈍感になります。

 

 

(2)ファー・アウト・オブ・ザ・マネーを期先(7月限)にすることで、セータをさらに下げる

 

バックスプレッドは8月限なので、セータが大きい7月限を売ることで市場に鈍感になり、

かつ期先を売るより期近を売るので、よりセータが下がるようになります。

 

 

(3)ファー・アウト・オブ・ザ・マネーを売るとデルタに影響を与えるため、8P10250を転売し9P10250を買う

・・・バックスプレッド+ロングタイムスプレッド

 

この戦略をとることで、デルタを変化させずにセータを下げることができ、セータリスクが後退します。

その代わりガンマは大きくなってしまいますが。

 

 

以上のようにいくつか戦略をあげて見ました。

この中から、自分がとれるリスクはいくらか、そしてリターンはどのくらい欲しいのかを考えながら

明日からのトレードに臨むことになります。

 

 

編集後記

 

こうやって戦略を練るの、楽しいでしょ?

私は楽しいです♪

「日経225オプションのトレード戦略を楽しむ」がブログタイトルですしね( ̄ー ̄)

 

人によってはメンドクサイって感じるでしょうか?

株の自動売買なんかやっている人にはかなり面倒でしょうね。

ただ、この戦略を身に付けたときには、自動売買にはない自分だけのノウハウを得られることになり、

一生物の財産となると思います。

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