オプションは、上がっても、下がっても、横ばいでも勝てる?

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質問をいただきました。

 

> とても抽象的な質問ですが、オプションに対しては
> うまくポジションを組めれば、ほぼ勝てる、所謂 『さや取り』 の
> イメージを持っています。
>
>
> 値が上がっても、下がっても、また横ばいでも勝てるという意味で・・・。
>
>
> 現実には、そんな魔法のようなロジック(ルール、ポジション取り)は
> ないと思うのですが、上記の値が上がっても、下がっても、また横ばいでも勝てるという
> ポジションは比較的容易に組めるものでしょうか?

 

 

オプションに対して「サヤ」のイメージなんですね。

もちろんそのような戦い方もあります。

 

しかし私はサヤ取りとはあまり考えてないです。
当然サヤがあってそれを取れれば申し分ないのですが、
そんなに都合よくお金は落ちていません^^;

 

いわゆる聖杯探しというやつですね。

 

 

 

> 現実には、そんな魔法のようなロジック(ルール、ポジション取り)は
> ないと思うのですが、上記の値が上がっても、下がっても、また横ばいでも勝てるという
> ポジションは比較的容易に組めるものでしょうか?

 

個人的主観で言うと、組めません。
残念ながら。

私は見つけていないという表現をした方がいいかな?
もしかすると誰か見つけているかもしれませんが・・・。

 

私はこれまでの経験では存在しないと思っています。

 

 

オプションは何をやっているかというと、
損失のリスクをどこに振り分けるかを選択しているんです。

 

株や先物では上がると思って買うと、下がることがリスクになります。
逆に売ることで、上がることがリスクです。

 

 

オプションの場合はこのような方向性のリスクの他に、
大きく動くか動かないか、時間経過はどのくらい掛けて動くかという
変動の大きさや時間の概念について、それぞれリスクを取ります。

 

そのどれを選択するかということがトレードなんです。

 

だから「上がっても、横ばいでも」勝てるけど「下がると負ける」トレード、
または「横ばいでもちょっとの下落でも」勝てるけど「組んだ瞬間大きく上昇すると負ける」トレードなど、
色んなパターンを想定してどれが利益をもたらしてくれるかを選択します。

 

 

原資産の方向性や大きさの他に
IVというオプション独特の指標があり、

人間の心拍数のように一気に上昇するけど
その後はだらだらと下がっていくというイメージで、
人間の心理を数値化したような指標です。

 

これも利用して
リスクを分散させることが出来るのも特徴です。

 

結局どれかは負けになるのですが、
そのうちどれが引き受けられるか、
そして他でその負けをカバーできるくらい利益が出るのは
どういったリスクの振り分けをするかということを考えるんですね。

一見複雑そうに見えるオプションの価格けってメカニズムも、
結局は「こっちが値段が高くて利益になりそうだけど損失可能性が大きい」というように、
リスクリターンのバランスが微妙な位置で値付けされているので、
ここに優位性というのは出てこないんですね。

 

あったらみなさん取りに行くので。

 

 

だから考えることは、
今の市場の歪みを探してトレードするというより、
将来どうなるかということを予測して、
その予測通りになったら利益はどのくらいか、
想定外のことが起きたらどのくらいの損失でその時にはどう調整するのか、
こういったことを考えていくのがオプショントレードだと思いますよ。

 

 

勝率が高ければその分利益は小さく、そして一発の損失額がとても大きい。
そうやってバランスが取れているものです。

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