デルタヘッジについて補足

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では、デルタヘッジについて補足しますね。

 

デルタヘッジは、

オプションの本来持っているヘッジの役割と

リスク指標を組み合わせた、

リスク管理手法の一つであると言えます。

 

 

 

 

 

デルタヘッジとは、

デルタをニュートラル(ゼロ)にすることで、

ガンマとセータを戦わせること。

 

それにベガによる利益を狙っていく、

リスク指標を用いた戦略になります。

 

 

 

それではセミナーにあったように、

ポジティブガンマのデルタヘッジについて

お伝えしていきます。

 

 

 

デルタヘッジをするときには、

大引けでデルタを調整します。

 

これは何をしているかというと、

ガンマの利益を確定しているわけです。

 

 

利益を確定するときには、

手仕舞いをするのが基本ですよね?

 

そして新規に立てるときには

デルタを調整しているはずです。

 

売って買った分を無いことにして、

デルタだけを先物で調整するんでしたよね。

 

 

 

 

 

 

逆にネガティブガンマの

デルタヘッジでは、

日経平均が9,750円付近にいるとき、

コールのATMはC9,750ですよね。

 

これの価格が300円だったので、

1枚売ります。

 

ATMを売るので、デルタは-50です。

 

 

そこでデルタを消すために、

先物ミニを5枚買っておきます。

 

先物ラージはデルタ100、

先物ミニはデルタ10です。

 

だから先物ミニを5枚買って、

+50のデルタを得ます。

 

 

そうすることで

デルタニュートラルになりますよね。

 

 

 

 

この時点では受け取りが+300、

つまり30万円です。

 

 

SQ時に、偶然にも

先物ミニを購入した9,750円でSQ値が

確定すればこの30万円は

すべてあなたのものになります。

 

しかしそれは現実じゃないですよね。

 

 

 

 

SQ値をぴたり当てるられるなら、

オプションじゃなくて先物をやったほうがいい。

 

ぴたり当てられないし

相場の変動があるのだから

オプショントレードをしているはずです。

 

 

 

 

実際に過去のSQ値を見ても

ぴたり権利行使価格に収まるときって

そうそう無いことが分かるはずです。

 

それにこれまでお伝えしてきたように、

SQ時を狙ってトレードするんじゃなくて、

日々の値洗いがどうなったかを評価して

トレードするんですよね?

 

 

そこで、まずは日経平均の値動きによって

損益がどうなるかを考えてみて、

それからデルタヘッジを使うとどうなるか

説明していきます。

 

 

 

 

 

 

<ケース1>

 

例えば、

SQ値が10,000円だったとします。

 

オプションでC9,750は

1枚あたり25万円の損失です。

 

権利行使価格9,750円に対してSQが10,000

 

⇒9,750 – 10,000 = -250

 

しかし、先物ミニ5枚の買いがありますから、

こちらからは125(12.5万円)のプラスです。

 

しかも、当初に(+350)35万円の受け取りがありましたので、

最終的には225(22.5万円)のプラスで終わります。

 

-250 + 125 + 350 = 22.5

 

 

 

 

<ケース2>

 

ではSQ値が10,500円まで

いってしまったとしましょう。

 

オプションC9,750は1枚あたり75万円の損失です。

 

しかし、先物ミニが5枚ありますので、

こちらは37.5万円プラスですね。

 

当初35万円の受け取りがあったので、

受け取り分は全部で-2.5万円です。

 

-750 + 375 + 350 = -2.5

 

 

 

 

 

以上のように10,500円まで行くと

利益がほとんどなくなることが分かりました。

 

この10,500円まで変動すると想定した時に、

最初9,750円だった日経平均が実に750円も上がるのを

指をくわえてみているはずがなく、

途中で何か対策をして利益を最大化したいわけです。

 

だって10,000円で終われば

利益は22.5万円得られたはずですからね。

 

 

 

 

 

 

そこで、デルタヘッジする方法について

考えていきましょう。

 

ヘッジするのはリスクを減らして、

想定利益を増やすためです。

 

リスクが減る分利益は目減りします。

 

それを許せないならデルタヘッジなんてしないで

SQまで待ってても構いません。

 

 

 

 

ただし堅実に稼いでいくためには、

少しでも損失を少なくして

利益を上げられるような戦略を

考えていく必要があります。

 

 

どのようにデルタヘッジすれば

いいのかを検討するのには

ガンマの分析が必要になります。

 

ここでのガンマを+4あるとしましょう。

 

これは原資産が100円変動すると、

デルタが4変動するということを表しています。

 

ということは原資産の約250円の変動で

デルタが10増えるということです。

 

 

 

 

 

日経平均が上昇する場合を考えると、

250円上がるたびに、

先物ミニ1枚買いを入れてしまえば

デルタは再び0になります。

 

 

 

さらに250円上がったら、

先物ミニをもう1枚買ってデルタをあわせます。

 

さらに250円(9,750から10,250円)になったら、

また先物ミニを1枚買います。

 

次のヘッジのタイミングまでの途中では

(9,750円から10,000円の間など)

デルタはプラスで推移するわけですが、

10,000円に到達したところで

先物ミニを買うために0に戻ります。

 

 

 

 

 

この後に250円下げて元に戻ったら、

今度はデルタが-10になってしまいますよね?

 

だから先物ミニを売り決済して、

再度デルタを0に合わせます。

 

さらにそこから250円下げて

最初の9,750円に戻ったら、

残りの1枚も決済します。

 

 

 

 

これがデルタヘッジです。

 

 

 

 

 

デルタを消すことで

何が嬉しいんでしょうか?

 

【デルタ=日経平均の方向】

 

を消すことが出来る。

 

 

 

これはまさに、

ただの相場観に基づいた、

日経平均が上がるか下がるかだけのトレード

から脱却できることを意味しています。

 

 

 

つまり日経平均の上下ではない、

ガンマやセータやベガによる

利益を向上させる戦略を

組めているということです。

 

 

そうなれば、

これまで説明してきたように、

リスク指標で比較した

トレード分析が出来るようになります。

 

 

 

 

 

 

いかがでしょうか?

デルタヘッジについては

理解してもらえましたか?

 

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