レシオスプレッドとロングバタフライのポジション比較

 

今日は

レシオスプレッドとロングバタフライのポジション分析

をしてみます。

 

なぜ急にこの2つの分析を?

と思うでしょうが、

実は、ある掲示板でこの2つについて聞いている人がいるのを

たまたま見たからなんですね~(*^▽^*)

 

それだけの理由です♪

 

 

別に私に特別依頼されてるわけじゃないですが、

ここで勝手に検証しちゃいます(≧∇≦)

 

 

結果について責任は持ちませんが、

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レシオスプレッドとロングバタフライのポジション比較

 

 

では早速この2つの比較をして見ましょう。

 

その掲示板では

 

<レシオスプレッド>

8P9,500×1(買い)

8P9,250×-1(売り)

8P9,000×-1(売り)

 

<ロングバタフライ>

8P9,500×1(買い)

8P9,250×-1(売り)

8P9,000×-1(売り)

8P8,750×1(買い)

 

の2つについて、今の市況にはどっちが有利か、という内容。

 

 

 

 

まず前提条件として、

1.SQまで持ち込みを狙うのか?

2.値洗い重視である程度利益が出たら手仕舞うのか?

で取り方が変わってきます。

 

そのあたりを切り口に検証してみたいと思います。

 

 

 

あ、掲示板のときと今では若干違うと思いますが、

とりあえずリスク感応度などは

金曜日後場終値時点の数値を持ってきますm(_ _)m

 

 

 

レシオスプレッド

 

 

 

まず最初にレシオスプレッドから。

 

1.SQまで持ち込む

 

この場合の損益グラフは下記のようになります。

(クリックして拡大します♪)

 

この図から見てわかるように、

最大利益は日経平均がおよそ8,750円~9,250円のときで、約+185。

約+18万円の利益ということです。

 

 

8,565円というのがプラスマイナス0の損益分岐点。

グラフの下のほうに書いてある青い数字です。

それで、8,565円を下回ってくると損失無限大というポジションです。

 

 

ちなみに上昇サイドは、9,435円が損益分岐点。

レシオスプレッドの特性の通り、上昇サイドの損失は限定されていますね。

 

 

まあこのへんはグラフを見れもらえればイメージできますよね(*^▽^*)

 

 

 

 

2.値洗い重視

 

このレシオスプレッドのリスク感応度は次のようになっていました。

 デルタ   ガンマ   セータ    ベガ  
-12 -0.6 +2 -1

 

そのときの損益グラフは以下の通り。

 

赤い線が日経平均の位置を表しており、

このシミュレーションだと金曜の日経平均終値の9537円ですね。

 

結構デルタマイナスに傾けたポジション。

上の絵に比べて、滑らかな線が今のリスク感応度を示したライン。

 

このグラフの見方はみなさん大丈夫ですよね?

私が無料レポートで配っている損益グラフシミュレーションそのものですからね!

 

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ロングバタフライ

 

 

 

続いてロングバタフライ。

 

1.SQまで持ち込む

 

この場合の損益グラフは下記のようになります。

 

あ、このシミュレーショングラフは縦軸を調整していないので、

ただの山の大きさで比較しないようにしてくださいねm(_ _)m

 

 

この図から見てわかるように、

最大利益は日経平均が9,000円~9,250円のときで、

同じく約+185。

 

損益分岐点は8,815円と9,435円。

 

 

 

 

では続いて値洗いベースで見てみましょう。

 

 

2.値洗い重視

 

ロングバタフライのリスク感応度です。

 デルタ   ガンマ   セータ    ベガ  
-12 0 +0.5 -0.2

 

そのときの損益グラフは以下の通り。

 

以上がリスク感応度の分析です。

(あっさり(^^;))

 

 

 

 

この分析からわかること

 

 

じゃあこの2つの分析を比較して何が分かるんだ?

というところについて書いてみます。

 

 

 

1.SQまで持ち込む

 

レシオスプレッドとバタフライの大きな違いは、

バタフライという名前の通り、

日経平均が下落したときでも損失は限定されるかどうか。

 

レシオスプレッドの無限の損失という点が大きな違いになります。

 

 

 

 

今回のポジションのバタフライの最大損失は-65。

レシオスプレッドの上昇サイドの最大損失も-65。

 

最大利益は山の大きさなので、両方一緒で+185。

 

 

 

 

それだったらロングバタフライしかないでしょう!

という結論になりますね・・・。

 

 

 

 

 

ただ、最大利益ゾーンと損益分岐点の存在が重要です。

 

 

レシオスプレッドは

最大利益:8,750円~9,250円

損益分岐点:8,565円~9,435円。

 

ロングバタフライは

最大利益:9,000円~9,250円

損失分岐点:8,815円~9,435円。

 

 

この最大利益の幅の違いと、

下落方向の損益分岐の差300円をどう捉えるか?

という選択をすることになります。

 

 

 

・・・というのがSQまで持ち続ける場合。

 

 

 

 

2.値洗い重視

 

 

もう一度リスク感応度を並べて書いて比較すると、

 

<レシオスプレッド>

 デルタ   ガンマ   セータ    ベガ  
-12 -0.6 +2 -1

 

<ロングバタフライ>

 デルタ   ガンマ   セータ    ベガ  
-12 0 +0.5 -0.2

 

 

 

・・・ハイ!!

 

ロングバタフライでなんか気がついた人( ̄ー ̄)

 

 

 

 

 

なんか、このロングバタフライ、

デルタ以外の指標が0に近くない??

 

これって

 

 

 

 

そう!原資産そのものですよね(゜▽゜;)

 

原資産のデルタはいくつか?の記事で解説したように、

原資産はデルタ以外の指標は0です。

 

 

つまり、この一瞬だけを切り取ると、

ロングバタフライは日経先物miniと値動きが同じになる、

というわけですね。

(ラージがデルタ100なので、ミニは10です)

 

 

 

 

一方のレシオスプレッドは、

ロングバタフライに比べてリスク感応度の数値が大きい。

 

特にセータやベガがロングバタフライの4倍はあるため、

タイムディケイやインプライドボラティリティ(IV)の変動によって

値洗いが変動しやすくなっているわけです。

 

 

 

ガンマは、少ないもののマイナスを示しており、

ガンマリスクの重大性を肝に銘じよ!の記事に説明したように、

ガンマの数値そのものがリスクを示しています。

 

 

 

 

よってこれから導き出される結論は、

レシオスプレッドを選択すると、タイムディケイの恩恵にあずかれる一方、ガンマショートのリスクを持つ。

ロングバタフライを選択すると、この瞬間は日経先物miniと同じ値動き。

 

 

というまったく別のトレードスタイルになってしまうわけです。

 

 

 

 

とは言うものの、ロングバタフライがこのままのリスク感応度であるはずも無く、

一定時間が経過した後で判断すると、

当然ガンマ、セータ、ベガに変化が生じてくるので、

日経先物miniとは違うリスク感応度になっていきます。

 

 

上に書いた【この瞬間】というのは、本当にこの一瞬のことです。

 

市況が変化したり時間が経つとリスク感応度は変化していきます。

 

 

 

そしてリスク感応度が変化したときに、

再度リスク分析を行ってポジションを変えるのか手仕舞いをするのかそのままにするのか、

を決断していくわけです。

 

 

その判断のタイミングは人によってさまざまで、

私のように一日スパンで考える人もいれば、

デイトレのように何分おきに見直す人もいます。

 

これもトレーダーの自由です。

 

 

 

 

これらの決断をするための判断基準が値洗いであり、

これを注視しながら値洗いが向上したときに手仕舞いをする、

というのが値洗い重視でトレードするタイプです。

 

 

 

 

 

編集後記

 

 

結局のところ、SQまで保有がいいのか値洗い重視がいいのか、

その結論はトレーダー自身が持っているわけです。

 

これに正解はありません。

良い方法は後になってから振り返らないと、

どっちがより良かったのかはわかりませんからね(^^;)

 

 

 

あなたはどっちのタイプ?

それを考えながらトレード戦略を考えると、

結構イケてるポジションを建てることが出来ますよ\(^▽^)/

 

 

ちなみに私は両方を織り交ぜて最大利益を狙うタイプです(・∀・)

 

 

 

P.S.

 

なお、今回検証したのは、

実は質問した人からメールをいただいたからです(*^▽^*)

真剣なメールが来たので、嬉しくなって検証しちゃいました。

 

 

頼まれてないって冒頭に書きましたが、

ホントに頼まれてませんよ(≧∇≦)

いただいたメールはポジション検証のことじゃないので。

 

 

私が勝手に検証してみただけです~\(^▽^)/

 

 

 

 

※何でもかんでもリスク分析の依頼はしてこないよーに!!

そんなお人よしじゃありませんよ~(´~`ヾ)

 

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