先物を買う前にプットを売る

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今日は連続もののコラム、

続きを書いていきたいと思います。

 

 

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  ■

 

 

例えば、あなたが先物を【安く】買いたいとします。

 

 

ここでの前提は、

原資産≒先物が上がると思っているので

安く買いたいと思っていると仮定してください。

 

 

 

 

普通の人は安くなるまでじっと待ちます。

 

そして安くなったと判断したら先物を買います。

 

当たり前ですよね。

 

 

 

 

ところが、オプションを知っている人は、

プットを売ることが出来ます。

 

 

 

 

どういうことだかわかりますか?

もう少し具体例を挙げて説明します。

 

 

 

 

 

例えばあなたが、

ネイキッドのプット権利行使価格10,000円を、

100円で売ったとしましょう。

 

 

SQで日経平均が10,000円を下回らなければ、

行使されることはありません。

 

 

 

 

つまり10,000円を下回るまでは

利益になっていて安心できるということです。

 

そこでもし9,950円まで下落して、

オプションがITMになってしまったとします。

 

そうするとITMになるので、

含み損が発生してしまいます。

 

 

 

その場合には、

日経225オプションは差金決済ですが、

現物割り当てがあると考えてしまうんです。

 

 

 

 

 

オプションを権利行使されても、

 

「いずれにせよ先物は手に入れたかった。ただそれを大安売りの値段で買いたかった」

 

と思っていれば、

このタイミングで先物を

買ったと思えばいいんです。

 

 

※225オプションは差金決済なので、原資産の受け渡しはありませんよ。

ここではそういう風に「みなす」ということです。

 

 

 

 

 

 

ここで、プットの権利行使をされて、

9,950円の先物を買わなければいけないとしたら、

あなたはいくら損するのでしょうか?

 

 

プットの権利行使価格は10,000円なので、

10,000円で先物を買って現在価格が9,950円なので

-50円となって損失・・・ではありませんよ。

 

 

 

最初にプットオプションを100円で売っているので、

そのプレミアムが追加されて、

なんと+50円の利益となる計算になります!

 

 

 

 

つまり相場を予想することには負けているものの、

最初のプレミアムの受け取りがあるために、

最終損益はプラスになったんです。

 

 

 

 

差金決済ではなく現物の取引をすると考えると、

9,950円の先物を手にするために、

あなたは10,000円を支払うんじゃなくて、

プレミアムの100円を引いた9,900円で

手に入れられるということになります。

 

 

今の日経平均が9,950円なのに、

9,900円で手に入れられるんですよ?

 

 

 

 

 

この9,950円が先物を買おうと思っているくらい

安くなっていたとすれば、

それよりさらに安値で買うことができるんです!

 

 

かなりお得ってことがわかりますよね!

 

 

 

つまり先物価格は10,000円だとしたら、

プットを売った瞬間に、

プレミアムの100円を引いた9,900円が損益分岐ラインになる

ということです。

 

 

 

今の市況では9,500円割れは

あまり不思議じゃないですが、

例えば先物が9,000円だったら、

それ以上下がるのは【あり得ない】と考える人もいるのでは?

 

下がっても買おうと思うくらいの価格なのでは?

 

 

 

と考えると、

先物を買う前にプットを売っておくという戦略を

考えの一つに追加したくなりますよね。

 

 

 

 

もっとも、その【あり得ない】と思っている価格を

超えるのが相場というものなので、

絶対超えない【はず】の価格を超えて損失が得ることもあります。

 

もちろんこの投資法なら絶対負けないなんて

思ってませんので。

 

 

 

 

ただ、【あり得ない】と思うラインを越えたときは、

あきらめて9,900円で買うということを

受け入れてしまえばいいんです。

 

 

 

10,000円の時に9,900円が割安だと思ってたので、

その価格で先物を買えるのは

結果として良かったんじゃないでしょうか?

 

 

今の価格が9,800円となってしまったら

100円の損失ですが、

そもそも天井・底で思惑通り

発注や約定できないですよね?

 

ピンポイントで高値安値を拾うのは難しくても、

このようなレンジを広くした戦略をとれば、

利益を出せるポジションにもつながると思います。

 

 

 

 

このように、ちょっとした考え方でも、

オプショントレードの新しい一面が

見つけられるんだなぁと思います。

 

 

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