屑オプションはなぜ存在するのか?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

 

この記事のコメントに

とてもいい質問がありましたので

ここでシェアしたいと思います\(^▽^)/

 

 

  ■

 

 

 

質問は、

「売ったプレミアムはどうなるの?」

という記事に書かれたものです。

 

+─+─+─+─+─+─+─+─+─+─+─+

例えば権利行使価格10000円のプットの売りをSQまで放っておいた場合、

SQ値が10000円以上であれば、直前のプレミアムはどうであれ、結局

プレミアムは0円になって丸取りできるということですよね?

逆に、直前でも、3円前後のプレミアムがついているものが気になったのですが、

これは、SQ値が前日の終値とかなり乖離することを期待して買う人がいるからですか?

それとも、買っていた人が撤退する暇がなかった(?)ことが主な要因なのでしょうか。

個人的には、買っていたのであれば、1円でも売ってしまうべきだと思うのですが。

+─+─+─+─+─+─+─+─+─+─+─+

 

 

 

なかなか良いご質問、

ありがとうございますm(_ _)m

 

 

 

SQ値が権利行使価格を超えなければ

それまでのプレミアムに関わらず

0円になるのは正解です。

 

権利放棄され、

自動消滅するというイメージです。

 

 

 

 

直前で3円のプレミアムについては、

断定することは出来ませんが、

ほとんどの人はその乖離を

期待して買っていると思います。

 

 

 

例えば、今日のSQ値は10,470円でしたよね。

 

 

その場合、昨日の10,500コールの

終値はいくらだったでしょうか?

 

イン・ザ・マネー(ITM)になる可能性が充分あったので、

何円か付いていたはずです。

 

 

 

では10,750コールは?

 

ほとんどイン・ザ・マネー(ITM)になる

可能性はないので、

プレミアムが1円とか2円に

なってしまうと思います。

 

 

 

じゃあ例えば昨日の終値が10,600円だったら?

 

微妙なラインで、

確実に権利放棄されるか分からないが、

かといってイン・ザ・マネー(ITM)になるかどうか・・・

 

 

 

という難しい選択が、

「3円」といった価格に

現れているということです。

 

 

(概念だけなので、価格は適当ですよ!)

 

 

 

 

 

特にプットは、

 

「もしかしたら今夜のダウが世紀の大暴落をして

記録的な下げになるかもしれない」

 

なんて思惑があるため、

屑になりきれずに3円とか

値段が付きやすいですよね。

 

 

 

 

確率がゼロで全く起こりえないのであれば、

値段なんてつかなくて0円になるはずです。

 

 

ですが確率は万が一でも残っていれば、

1円、2円、3円・・・どこかの価格で折り合いが付く、

というのが現状だと思います。

 

 

 

 

ちなみに、

SQ前日の木曜は大引けの15:10で取引が終了します。

そしてSQ値の算出は金曜の朝です。

 

(正確には日経225銘柄の全てが寄り付いたとき)

 

 

 

 

この木曜の夕方から金曜の朝にかけて、

相場が動かない自信がある人が

何人いるでしょうか?

 

 

 

今はダウと連動して

日経平均が動くことが多いので、

オーバーナイトで何かあっても

不思議じゃありませんよね。

 

 

 

 

そのように考えると、

プレミアムが少しつくのは当然のことで、

これこそが

「何が起こるかわからない=リスク」

というものだと思います。

 

 

 

なので、1円になっても

売ってしまうというのは一部は正解ですが、

「何が起こるかわからない」

ということにかける、

宝くじ要素で持っているという場合も

あると思いますよ。

 

 

 

まぁ今は手数料が最低105円とかになってますが、

昔は1,050円とられてる時期がありました。

 

1,000円のオプションを売ったら-1,050円。

これじゃだれも売りませんよね。

 

 

この話は今に当てはまりませんが、

手数料を考慮したり、

他で充分利益が出ているから

宝くじ要素で持ったままSQを迎えよう、

と考える人も多いと思います。

 

 

単発でオプションを持っているよりも、

スプレッドを組んだ結果の放置であることが

多いと思いますので、

他の利益=スプレッド自体の利益

が充分出たのでそのまま安心して放置した、

というのが予想される答えじゃないでしょうか。

 

 

 

 

 

逆に売りを持っている人は、

「イン・ザ・マネー(ITM)にならないだろう」

なんていって屑オプションを放置していると、

思わぬ罠にやられることもあるから注意が必要です。

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket