ついに達成!
何を達成したか?
今ブログのどこかにキリの良い数字があるはずです・・・
今日の目次
■ガンマリスクの重大性を肝に銘じよ!
■編集後記
キリが良い数字といっても数値自体が小さいので目立たないかもですけど(^^;)
これまでお話してきたガンマですが、
得てして素人は大きなガンマに大やけどを負うことがしばしばあります。
特にファー・アウト・オブ・ザ・マネーのオプションを、
(権利行使価格が現在の原資産価格よりかなり離れたオプション)
イン・ザ・マネー(ITM)にならないから大丈夫だろうと思って売りまくることです。
今の市況で説明すると、
「日経平均が9,200円付近にいるから、8月限プット8,000円(8P8,000)はSQまでにITMにならないだろう」
という具合に。
※ここでいう『ファー』の程度については感覚的に本人がファーだと思えばファーなので、
人によっては9,000円でも『ファー』だ、という場合もあるかもしれませんが。
例えばその8P8,000を1枚売ったときのデルタとガンマが
デルタ:+5
ガンマ:-1
だとしましょう。
一見、日経平均が下落してもデルタが5なので、
日経平均が1200円下落しITMに近くなっても
まだ+5×12=60円の損失しかないと思うかもしれません。
ですが、ガンマ:-1ということは、
日経平均が100円下落するごとにデルタが1上昇するということです。
つまり日経平均が9,000円になる頃にはデルタは+5ではなく+7に、
日経平均が8,000円になる頃には少なくともデルタは+17になっているんです!
なお、ガンマ値自体は原資産価格や残存日数に応じて変化するので、
実際のデルタはもっと大きくなるでしょう。
ということは・・・日経平均が8,000円になるまでには単純に考えて、
5+6+7+8+9+10+11+12+13+14+15+16+17=143(゜▽゜;)
実際のオプション価格の変化はこのように100円刻みで単純ではありませんが、
ざっくり計算しても143円になって60円の2倍以上になっていますorz
これで目先の利益に目がくらんで10円未満のオプションを
何枚も売りまくっていたらどうなるでしょう・・・
大暴落が起きたらトレード人生が終わってしまいますね(´ヘ`;)
このような特性を分かっていてもなおファー・アウト・オブ・ザ・マネーを
売っているなら問題ないです。
自分が決めた損切りラインを確実に守って
損失を恐れなければいいだけですから。
ですが、
「なんとなくITMにならないだろう」
という甘い見込みでガンマを軽視するのは非常に危険です。
よって、経験の浅いトレーダーは大きなガンマのポジションを避けるのが賢明です。
特にそれが今回の例のような
ネガティブガンマ(=ガンマ値がマイナスのこと)の場合はなおさらです。
ネガティブガンマは
相場が動いたときの値洗いの悪化がとてつもなく速いからです。
ベテラントレーダーであっても、
気を抜くと持っているポジションがいつの間にか高いガンマ値をもっていて、
ハイリスクののトレードをしているということに
後になって気がつくことがあるくらいです。
今日はガンマの怖ーいお話をしましたが、
冒頭で達成しました\(^▽^)/とお話した件!
ようやく100記事目にたどり着きました!
いや~、1日1記事(書けない時もあるけど)換算で約4ヶ月、
よく続いたものだと思います。
これまでブログを運営したことが無かった私がここまで続いたのも、
ひとえにブログを訪問してコメントや無料レポートをダウンロードしてくれる
方たちの存在があってこそです(*^▽^*)
今後ともよろしくお願いしますm(_ _)m
P.S.
今日また嬉しいメールをいただきました!
なんとパンローリングさんから(゜▽゜;)
ビックリです!!
内容は私が以前告知した増田丞美さんの無料セミナーのご案内。
↓こんな感じのメールをいただきました。
———————————————————
この度、弊社で7/31(土)に開催させていただく
「日経225先物&オプション トレーダーズフェスタ」のPRを
お願い出来ないかと、かなもり様宛にご連絡をさせていただこうとしたところ、
既に告知をしていただいていたようで、驚いております。誠にありがとうございます。
さて、お忙しい中大変恐縮ではございますが、
開催日程が近付いてきましたので、可能でしたら再度PRをお願いすることは可能でしょうか。
告知をしていただいた頃に比べて、「小幡績」さんの講演も追加になっております。
———————————————————-
いや~パンローリングさんからそんなオファーが来るなんて&私のブログを見てるなんて(´~`ヾ)
ということで再告知。
是非みなさんセミナーに行きましょう!
(ココだけの話、どれかのセミナーの一部が今後DVD化されて有料で発売されるとか・・・)
【ご参加無料セミナー】
大阪証券取引所 岡三オンライン証券 パンローリング株式会社主催
夏の祭典!イブニング・セッション延長記念!
日経225先物&オプション トレーダーズフェスタ
http://www.panrolling.com/seminar/100731.html
開催日時:7月31日(土)12:00~17:00(予定)
【プログラム】
・投資家の行動心理 ―投資の本質― /小幡績
・日経225イブニングセッションにおけるシステムトレードの可能性 /岩本祐介
・日経225オプションを用いて相場の波に乗る技法 /増田丞美
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コメント by ハル — 2012/02/18
たびたびすみません。
また上記の計算についてご教授ください。
「ということは・・・日経平均が8,000円になるまでには単純に考えて、
5+6+7+8+9+10+11+12+13+14+15+16+17=143(゜▽゜;)」
とありますが、別のスレッドの「損益分解」の計算式に当てはめると、デルタとガンマの合計が
132となって一致しません。この差異の原因についてお教えいただけないでしょうか
コメント by 管理人 — 2012/02/20
ハルさん、コメントありがとうございます!
別スレッドの三角形の方程式が正解です。132ですね。
差については、こちらの棒グラフの積み上げを見てください。
http://225option.net/1921
この棒グラフのようにある瞬間の面積を出してたしたのが上記の式で簡略版。
棒グラフの頂点との間に隙間が出来ていますよね?
この絵では棒グラフのほうが面積が少ないですが、
今回の例では棒グラフより飛び出たために多くなってたと考えられます。
一方のY=Xで三角形の面積を出したのが正しい計算式です。
何で差が出るのかというと、棒グラフはある瞬間(100円刻み)でのデルタを出しているにすぎませんが、
実際は1円動くだけでデルタの値がちょっとずつ変わりますよね?
それを計算できるのがデルタを微分したガンマなんですよ。
実際には、この棒グラフの計算を当てにしている人はあまりいないと思います^^;
今回ここで取り上げたのは、本当にザックリと計算しても「かなりやばいじゃん!」ということを言いたかったんですよ。
コメント by ハル — 2012/02/20
早々のご回答ありがとうございます!
損益分解のほうが理論的に説明されていたので正解かなと思ったのですが
「なお、ガンマ値自体は原資産価格や残存日数に応じて変化するので、
実際のデルタはもっと大きくなるでしょう」
とあったので混乱してしまいました。
今後ともよろしくお願い致します。
コメント by 管理人 — 2012/02/21
ハルさん、コメントありがとうございます。
スミマセン、そのことについて抜けておりましたm(_ _)m
確かにガンマ自体も原資産価格によって変化します。
http://225option.net/1647
このイメージ図のように。
私が説明したのは、狭い範囲内(たとえば100円くらいの変動)では三角形の面積が正しいという説明でした。
計算上ではこれで計算できますが、ガンマ自体の変化というのは捉えられません。
ガンマの変動率というのは計算で出すのがとても難しくて私はうまく説明が出来ません^^;
私は日経平均が大きく変動した時は、
ガンマの変動は良い方向にポジションを持っていたらさらに良い方向に、
悪いポジションを持っていたらさらに悪い方向に変わるとざっくり把握しているくらいです。
あまり明確な回答じゃありませんが、私の考えはこんなところです。