6月SQ向けコールレシオスプレッドのトレード構想

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昨日執行したコールレシオスプレッドについて、トレード構想と今後の戦略を書いてみます。

 

トレード構想
 

インプライドボラティリティ(IV)が今までになく高くなったため、

もうこれ以上インプライドボラティリティ(IV)が上がらない(上がっても小幅上昇に過ぎない)との予測から、

リスク感応度のベガがマイナスになるポジションを探します。

 

そしてSQまであと14日ということで、タイムディケイによるセータ利益も追求したいため

セータマイナスにもこだわりたい。

 

 

検討した戦略はレシオスプレッドショートストラドルショートストラングルロングバタフライ

 

 

その中で、市況がまだまだ不安定でさらに一段下げる展開も否定できないため、

ショートストラドル、ショートストラングルは検討から外しました。

 

ストラドルやストラングルはセータが大きくガンマやベガが比較的小さいので捨てがたいのですが、

なにせ大幅な変動に耐えられないポジションなので、今の市況には向いていないかなと。

 

 

そこで選んだのはコールレシオスプレッド

下値不安が拭えない状況で、大幅下落してもリスクはポジションを建てたコストのみになるためです。

 

メインとなる建て玉は6C9500@540円×2枚と6C97500@375円×-3枚。

厳密に言うと1:2、2:4など倍数になるのがレシオスプレッドですが、今回は2:3としました。

 

理由はコールレシオスプレッドで下値不安はなくなったものの、今度は上値の不安がある。

そこでヘッジしなければならない売り玉を少しでも減らすため、

2:4ではなく2:3として高騰方向の損益ラインを極力寝かせたい

(ヘッジできない売り玉を1枚だけにしたい)との思いからです。

 

 

 

日経平均が上がるはずがない!と予想すれば6C9500×2枚に6C10000×-4枚にしたほうが

最大利益を得られるんですけどね。

ここがオプションのリスク・リワードをコントロールできるところですよね!

今回はローリスク・ミドルリターン狙いということで。

 

 

ここで、売り玉の権利行使価格9750円をアット・ザ・マネー(ATM)にしたのは、

セータの数値を大きくするため。

オプションの特性でアット・ザ・マネー(ATM)が最もセータが低いため、

それを売る=セータが最も大きくなる というわけです。

 

 

この戦略でトレードを実行しましたが、

インプライドボラティリティ(IV)高くなったためプレミアムが上がり、

6C9500@540円×2枚と6C97500@375円×-3枚で-540×2枚+375×3枚=45と

クレジット(プレミアムの受け取り)になりました。

クレジットになると、事実上下値不安は全く無くなり、

日経平均が-500円でも-1000円でもぜんぜん怖くない!( ̄ー ̄)

 

 

 

下値不安は無くなった後、残るのは上値方向の処理の仕方。

 

ポジション分析では10250円が損益ラインになるため、

ここに6C10250を買えば変形バタフライのような形になってリスクが減ります。

 

しかし、今のプレミアムだと6C10250@135のため、

単純に買うと全体でデビット(プレミアムの支払い)になるため

さらに外の6C10500を売ることで買いコストを相殺する戦略をとりました。

 

 

このようにすることで、日経平均が10500円以上になったときにネイキッドコール2枚を持つという

リスクは負っていますが、今の市況でそこまで上昇するか?というのと、

そもそも10500円になるまで何もしないなんて無謀なことはしませんよ!

まさにこの記事に書いた「昨日のポジションは今日も妥当か?」ということですよね。

 

 

つまり、6C102506C10500は今後の状況を見て、

さらに外に買いを入れるか転売することでリスクをなくしていくことが出来ます。

 

もちろん日経平均がもみ合って今の9750円付近でSQを迎えたら、

最大利益が得られる!というわけです。

 

損益グラフはこのようになりました。

(下の画像をクリック↓)

コールレシオスプレッド損益グラフ

 

 

今後の戦略

 

 

日経平均が・・・

 

上昇=10500円を超えそうな気配が出てきたら6C10500のヘッジを検討する

もみ合い=セータプラス&ガンママイナスのため値洗いが上昇、そのままキープ

下落=いくら下落してもこのポジションのコストはクレジット(プレミアムの受け取り)になっているため問題ない

 

このように進めて行きたいと思います。

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