IVとHVの大きな違い

 

 

 

IVとHVの大きな違い

 

 

 

これまで説明してきたHVとIV。

 

 

【HV】

過去の日経平均の変動のばらつきから算出

 

【IV】

下記のパラメータから算出

 

1.オプションの権利行使価格

2.満期までの残存日数

3.現在の日経平均の価格

4.オプション期間の無リスク金利

5.対象のオプションの価格

 

オプション価格がそれぞれ異なるため、

オプション一つ一つにIVが存在します。

 

 

 

使っている数値が違うので、HV≠IVです。

 

 

 

HVは元のデータが日経平均という一つの数値ですが、

IVはオプションごとに存在しています。

 

 

 

証券会社や算出ツールごとでもIVって違っていたりしますね。

 

それは金利や残存日数や

プレミアム算出のタイミング(大引けか日中かなど)

で変わってるんだと思います。

 

 

 

 

 

HV≠IVであっても、「歴史は繰り返す」と考えると、

 

フューチャーボラティリティ≒HV

 

と考えるのは妥当なことであり、

『結局振り返ればHVに回帰するんだね』

とも考えられるわけです。

 

 

 

だから1つの「目安」として

HVの水準を見てIVを予想する

という考えが成り立ちます。

 

 

 

実際のチャートも、

見方によってはIVがHVに回帰しているように見えるかもしれません。

 

 

 

ただ、「これから大暴落しそうだ」

ということは短期的にはIVの動きで

予測できるかもしれません。

 

しかし、直近に大暴落があった後だったら、

「市場は織り込み済み」

となって動かない場合もあります。

 

 

 

また、過去に大暴落したので

「また起きるかもしれない」

という投資家の心理は、

もしかしたらHVから推測できるかもしれませんね。

 

 

もっとも、これらはの指標は

オプションの特性を表している一部の指標に過ぎないので、

これらがオプションの全てを表現しているわけではないんですね。