VXXカラ売りで利益を上げる秘訣は流しそうめんの「ザル」

  • VXX
投稿者名:金森 雅人

夏の風物詩、流しそうめん。

この流しそうめんは、他の参加しているライバルよりも有利なポジションを取るために、非常に戦略的かつ周りの状況を把握する能力が必要になります。

この考え方がVXX投資にも当てはまり、VXXカラ売りにおけるポジショニングがまさに流しそうめんのポジショニングと同じなのです。

VXXは過去のチャートから見て一目瞭然のとおり、右肩下がりに減価していく商品です。

この右肩下がりのチャートが流しそうめんと同じなのです。

高いところから低いところに水が流れる流しそうめんで箸を流水に立てておくだけで、麺が絡んでくれますように利益を挙げられますが、必ず右肩下がりになるのではなく、途中で逆流しているポイントがあります。

2016年6月に起きたイギリスがEUから離脱するBrexitや2016年11月初旬のアメリカ大統領選挙のタイミングでは、わずかながら水が跳ねているように見えます。

この渦中にVXXをカラ売りしていると含み損を抱えてしまうことになります。

まるで流しそうめん台の上流や中流にいて、相場の波に影響を受けながら一生懸命そうめんをすくう努力をしているようです。

それよりももっと簡単で確実にそうめんを取れるポイントを見付けることができれば、楽にそうめんが食べられると思いませんか?

そのポジションが最下流のそうめんを受け止める「ザル」にありました。

川下のザルに溜まったそうめんをすくって食べるように、将来充分に時間が経過した後に株のカラ売りを解消する。

こうすればVXXを投資する際にも聖杯に限りなく近いポジショニングを取れます。

この記事ではVXXカラ売りで「ザル」のように待ち続けるポジションを取るにはどうしたらよいのか解説します。
この記事を理解できれば、楽に年利20%を超すリターンを手にすることも夢ではありません。

流しそうめんのポジショニング

流しそうめん設備は、大きく2つのポジショニングがあります。
左から右に流れる竹を目の前にしたとき、まず、竹の手前側にポジションを取るか、反対側にポジションを取るかが、果実を得るのに大きな差を生みます。

すなわち、「右利き」の場合は、左から右に流れるそうめん台の手前側にポジションを取らないと、箸を流水に置いた時に逆手になってしまい不利益を被ってしまうのです。

逆に、左利きの場合は反対側にいることが重要。取れる量が全然違うのです。
ここのポジショニングの妙があります。無意識に並んだ手前側と反対側で全く成果が変わってくる。

しかしながら、この事実に気づく子供は、ほとんどいません。
手前側も反対側も均等に子供がひしめき合っていたので、当然のことながら戦略的ポジショニングを組み立てる余裕がないのです。

無理もありません。初体験の流しそうめんで合理的な箸のセッティングについて、実体験する前に予測できる子供はほとんどいませんので。

ですがこのポジショニングこそが重要であることは、そうめんをすくって見れば一目瞭然です。

そうめんを流すことで顕在化したリスクとは

いざ流しそうめんを流す場面になり、水を水道の蛇口からホースで引っ張ってきているのですが、この水の勢いが強いと、相場状況は一変します。

流水スピードが早すぎると、瞬く間にそうめんが子供たちの箸をすり抜けて落ちていくのです。

そのための対策として子供たちはそうめんが勝手に絡まりつくように箸を立てておきます。その結果、川上の子供たちの箸にそうめんが絡まり、川下の子供たちにそうめんが届かない。

そこで、機転が利く子供は、川上にポジション変更します。
あの子供より早く、ライバルより早くそうめんをgetするポジションをとるようになり、ポジショニング争いが起きます。

そのポジショニング争いが川上で行われていると気づかない子供たちは、いつか落ちてくするそうめんを待ち続けて、川下でずっと待機している。

これぞ情報格差。富めるものとそうでないものの差が生まれています。

川上にある落と穴

ただし、川上は聖杯ではないのです。ホースから飛び出す流水の出口付近に子供たちが箸をおくと、水が飛び散ってシャワー状態となる。水しぶきを浴びるリスクを負いながら、誰よりも早くそうめん投下をキャッチする必要があります。

狡猾な子供は、なんとそうめんが着水する前に、大人がそうめんを流し込む瞬間を獲るという、もはや流しそうめんではないバトルが繰り広げられていました。

それに気づいたそうめんを投下する大人は、一部の子供に利益を供与するわけにはいかず、先頭の子供たちのちょっと川下からそうめんを投下するというレギュレーション外の行動をとります。

つまり川上だと思っていたポジショニングが仇となり、そうめん投下位置が下がるという変化点が生まれました。

かといって中腹あたりにも見えないリスクが潜んでいます。2列目の子供のめんつゆが我が子の服にこぼれる事態に陥ったのです。

しかも箸ではなく「フォーク」を使う猛者は、流れ来る一網打尽に絡めとろうと画策していました。

そんな戦いを知らない川下で待機している従順な子供たちがポジショニングしています。

わずか5~6mの流しそうめんに様々なリスクが潜んでいます。

リスクを排除した聖杯ゾーンが川下のザル

このようなリスクがある流しそうめんの中で、唯一の聖杯ゾーンがありました。

それが、竹の最終ゴール地点にある、ザルに乗ったそうめんをすくうことです。

この川下の終着点が、そうめんのスピードや外部環境に影響されることなく、確実にそうめんを食べられるポイントとなります。

流しそうめんは
・竹の角度
・流水スピード
・そうめんの投下量

というパラメータがあります。

今回は投資用語でいうところの「落ちているナイフを拾う」が如く結構なスピードでそうめんが流れてました。

そしてそうめんのスピードの他にも
・左利きか右利きか、
・箸の先端と先端の距離は適切か、
・ライバルとの位置関係とフォーク率のバランス

といった様々な環境要因があります。
しかも、このような複雑に絡み合って相場のようにコントロールできない状況の中、確実にそうめんを食べられる場所、つまり「聖杯」と呼ぶにふさわしい場所がザルです。

落ちてるナイフのごとく流れるそうめんを、子供たちは一生懸命捕まえようとして川上のポジショニングを奪い合いますが、聖杯は川上にはないのです。川下のさらに先にある、ザルが到達すべきポイントなのです。

この聖杯に気づけば川上でポジショニングを争うことも、流水の水しぶきを浴びることもないという、次元が違うメリットを享受できるのです。

流しそうめんを食べるという目的を見失う危険性

一番重要なのは、そうめんの
・竹の角度
・流水スピード
・そうめんの投下量

このパラメータによってそうめんのスピードが決まります。

このスピードが決まることで、あまりにも早すぎたら川上に行っても得られる利益は大きくないことが分かり、むしろ全ての子供たちの箸を通り抜けて川下のザルに大量のそうめんが流れ着くであろうことは容易に想像できます。

今回は相当早いスピードで30人の子供たちの箸を縫って大量のそうめんがゴール地点のザルに収まっているにもかかわらず、

  • 上情報を取りに行って誰よりも有利なものを探すポジショニングに悩み続ける
  • 右利きか左利きか考えずにそうめんをすくう
  • 総論じゃなく各論的に「箸の入水角度」だけを一生懸命追求していている

このような木を見て森を見ない行動を、投資行動で行っている人が実は多いのです。

当てはまることはないと考えている人こそ、実プレーヤー(子供たち)には見えない盲点が潜んでいる可能性が高いのです。

まさに今回の子供たちが流れるそうめんをキャッチするために奔走しながら、「流れていない」(たどり着き終わった)そうめんには目もくれないという事実が物語っています。
このように俯瞰すれば見えてくるものが、近視眼的に目の前の事象だけ捉えることで見えなくなってしまうのです。

VXXのポジショニングのおける川下のザルとは

このそうめんの聖杯ゾーンである川下にポジショニングすることが、VXX投資を行う上で最も重要なポイントとなります。

そこで一番簡単なのは、ザルに落ちたそうめんを簡単にすくいあげるように、将来充分に時間が経過した後にそうめんをすくい上げるように株のカラ売りを解消する。

たったこれだけです。

Brexitの相場に一喜一憂したりアメリカ大統領選の直前に上がるか下がるかを予想するのは楽しいかもしれません。

でも、安定的に利益を挙げたければ、川下のさらに下にあるザルにそうめんがたまるごとく、じっと時間をかけて待つことが肝要です。

ライバルがいない状況で楽にザルからそうめんをすく出せば、「めんつゆこぼされるリスク」もありません。

川上を狙うダイナミックさでスリルを味わうのもいいですが、流しそうめんを徹底分析することでザルに収まったそうめんを発見してそうめんを食べるスキルを磨くことは、処世術として必要なことに思います。

今より優れたポジショニングを探す

川下近くに配置して一歩も動かない子供たちを考えて見ましょう。

この子供たちは川上でバトルを繰り広げ終わったそうめんしか流れてきません。
しかも逆手ポジションにいるとそうめんをすくう量が極めて少なくなる。

しかし、それで満足している子供たちもいます。

まさにVXXがいつか高騰すると待っている人たちのようです。

川上にポジションを替えなくても、逆手を利き手に有利なほうにポジションを替えなくても、ただただ流しそうめんを箸で塞き止めておけば果実は得られる。
それで満足するのなら、無理してポジショニングに悩む必要はありません。

しかしながら、効率は悪いといえます。
投資をする際には、安全性もさることながら、投資効率にも注意を向けて最小の投資で最大のリターンを得る手法を考えるものです。

だからこそ流しそうめんのように下落し続けるVXXに対して、ヘッジとして他の商品を購入したり、下落しないときはどうやって切り抜けたらいいかを考えておくことが必要になるわけです。

そこでVXXが下落する理屈を知っていくことが大切になります。
理屈を知っておけば、下落スピードが予測できるようになり、そこから戦略が無数に思いつきます。

その結果として、ポジショニングの最適化を考えることができるようになります。

まとめと「聖杯」の導き方

流しそうめんはポジショニングが大切。

しかしながら川下のザルに落ちたそうめんこそが、リスクが極めて低くて果実を取れる「聖杯」になりますので、実際の投資活動においてはいかにザルのそうめんを拾えないかを考えることが大切になります。

そこでVXXではザルにそうめんが落ちるまで充分時間をかけて待ち続ければ安心して利益を上げることができます。

そこでドラクエユーザーにもイメージしてもらえるように、ドラクエⅢのカンダタから学ぶ「投資の聖杯」の導き方を解説していますのでこちらも参照してください。

 

 

 

 

※当ブログは筆者の個人的な見解を示すものにすぎません。掲載しているデータの収集とその分析についても、筆者の個人的な視点に基づく分析であり、その有効性を保証するものではありません。解説においては、筆者の独自の視点で学習目的のために事例を簡略化している場合があるため、資料の中で紹介される事例は実際の相場とは異なる場合があります。取引事例についても、完全に再現しているものではなく、かつ、その有効性を担保するものではありません。また、本資料に含まれる記述や情報については十分精査しておりますが、その内容に関して筆者は一切責任を負いません。

※当ブログは過去の市場分析と戦略案を検討するものでありますが、取り上げている投資戦略についてはシミュレーション上のものであり、確実にそのような結果が出ることを示すものではありません。また、相場状況によっては損失が出ていた可能性も十分にあり得ます。当該シミュレーション結果が解説の中で説明した戦略の優位性や利益を保証するものではありません。よって、その内容を将来に当てはめて利益が出ることを保証するものではありません。投資手法の有効性などにつきましては、読者の皆様において十分に内容をご精査いただき、商品の特性、取引の仕組み、リスクの存在、手数料等を十分にご理解いただいたうえで、ご自身の投資判断と責任でお取引いただくようお願いします。

※株式取引(米国株式)、オプション取引(米国株オプション取引)においては、株式相場、為替相場の変動等によって損失が生じるおそれがあります。お取引に際しては、あらかじめお取引先の金融商品取引業者等より交付される契約締結前交付書面等を十分にお読みいただき、商品の性質、取引の仕組み、リスクの存在、手数料等を十分に御理解いただいたうえで、御自身の判断と責任でお取引いただきますようお願い申し上げます。
 

関連記事

   オプション取引に関する無料メルマガを購読できます    登録はこちら
TOP
TOP