オプション注文の誤発注を防ぐ!効果的な「色」による区別方法

あなたは発注する際に誤発注で悩んだ経験はありませんか?

もし防ぎたいと思っていたら、何か対策を具体的に取り入れていますか?

誤発注は投資戦略やロジックではなく、人為的なミスが原因となります。
誤発注を無くすには、発注前の確認画面を注意深く確認するだけでは防止することが出来ません。

視覚に訴える方法で「今からどんな取引しようとしているのか」を明らかにする必要があります。

それが色による識別です。

色が付いていると、イメージとして認識できるようになりますので、実際の色が想定しているものと違った時に違和感を感じて発注を見直すことが出来るようになります。

この記事ではIB証券のTWSを利用した誤発注防止の仕組みである色について解説します。

売りと買いによる区別

IB証券のTWSでは、初期設定で「売り(Sell)」は青、「買い(Buy)」は赤で表示されます。
売り買いのみならず、発注ボタンも同じ色になります。

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上記のように「買」「売」と漢字表記されていながら、さらには色でも識別できるようになっています。

まずは売りと買いを間違えないためには、青いボタンなのか赤いボタンなのかを識別するようにします。これだけで売りと買いの誤発注を防止できます。

インザマネーとアウトオブザマネーを色分けする

次に、オプションのインザマネーとアウトオブザマネーを色分けします。

まずは初期画面を御覧ください。

画面中央の「基本情報」と書かれたところがオプションの権利行使価格になりますが、この状態ではどの銘柄がアットザマネーか、この画面のみで判断することができません。

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そこで、設定を変更することによって、インザマネーとアウトオブザマネーで色分けをすることが可能です。

下図のように、赤と薄いグリーンが初期状態の設定色となります。

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この色はユーザーが任意の色に変更することが可能です。

この色分けによる効果は、今取引しようとしている銘柄の原資産価格を認識する意味があります。

また、コールとプットのどちらを取引しようとしているのかを認識するのに役立ちます。

色の付加方法

色の付け方はTWSの設定画面から設定します。

「設定」-「表示」を開き、右下にある「インザマネーかどうかを色で表示する」にチェックを入れます。

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チェックを入れると、初期状態の色がオプション銘柄の横に付きます。

色は任意の配色に変更できます。

お勧めの配色

インザマネーのオプションを間違って発注するというのは、コールと間違えてプットを取引しようとした時、またはプットと間違えてコールを取引しようとした時になりますので、通常はあまり採用しない銘柄となります。

ですのでCAUTION=STOPを促す意味で信号の「赤」が適していますが、赤は「買い」も示していますので、色調を赤から少し変えた色に変更しましょう。

同様にアウトオブザマネーの場合は前に進んでいいという「緑」や「青」が良いのですが、青は「売り」と同一なので、色調を少し変えた緑や、水色などが良いでしょう。
また、赤や青と全く異なるという色合いとして黄色を選択しても良いでしょう。

上記を反映してみました。

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このようにインザマネーかアウトオブザマネーか識別が用意になります。

インザマネーのときだけ注意するという意味で、インザマネーにのみ色を追加し、アウトオブザマネーには色に変化をつけないというアレンジも可能です。

類似色は配色NG

この配色を赤と青にすると識別しにくくなります。下図は似た色で配色した場合になります。

下記のような設定は避けましょう。

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「緑」も避けるのがポイント

なお、売りと買いを示す青と赤の他には、発注が有効であるステータスの「緑」があります。
蛍光黄緑に近い色です。一番右に配置されている色です。

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よって色を選ぶ際には青、赤、黄緑と類似しない色調を選択すると良いでしょう。

配色による効果

例えばクレジットスプレッドを発注するときには、コールやプットの種類は揃えます。
アットザマネーとアウトオブザマネーの組み合わせによるクレジットスプレッドの場合は、銘柄は先ほど選んだ色調で統一されていないといけません。

そして、売買種別を表すエリアは「青」と「赤」になっていないといけません。
両者とも同様の色になっていると、誤発注となります。

下図のように、「買い」と「買い」が注文に残っている場合には、クレジットスプレッドになりません。

すぐに発注を取り消しましょう。%e5%90%8d%e7%a7%b0%e6%9c%aa%e8%a8%ad%e5%ae%9a-%e6%99%82%e9%96%93-0_56_0010-png2

焦った時こそ確認が必要

今回の色による識別は、ゆっくりと時間外に戦略を練って実行する際には、注意深く確認することで対処が出来る場合が多いでしょう。

しかし、投資判断は相場変動によって急に訪れます。
1分1秒を争って、タイミングが早かったことで得られる利益、または防げた損失ということもあります。

雇用統計やFOMCなど、経済指標が発表される直前や直後に相場が変動することもあり、タイミングによって損益が左右される場合も多くあります。

特にもし思わぬ方向に進んでしまった時に損を最小限に食い止めるためにポジションを注文する際には、失敗をすると大きな損失につながる可能性もあります。

平常時ではなく焦った時にこそ、目視による確認の他に色による識別を取り入れることで、誤発注を防止できるのです。

インザマネーを区別する理由

日経225オプションの場合は、インザマネーのオプションの流動性が非常に乏しく、プライスボードを見るだけでどちらがアウトオブザマネーかインザマネーか分かりやすくなっています。

しかし、アメリカ株の場合はインザマネーのオプションでも流動性が高く、権利行使価格も豊富なため一目見て識別することが難しい場合が多いです。

その時に今回の設定が効果を発揮するのです。

慣れてきたら外して良い

もし慣れてきて誤発注が減る、またはほとんど間違えることが無くなったと自信が付いたときには、色の設定を外してしまいましょう。
実際にオプション投資する際にはインザマネーのオプションを扱ったり、売りと買いのコンビネーションを組み合わせて複雑な注文をしていると、色による識別が煩わしくなります。

そのように感じた時が設定を解除するときです。
色によって投資行動がセーブされてしまうのは、投資ロジックには本来含まれないはずの制御機能ですので、初心者が始める際のガイドとして何回か注文して慣れるまでの作法として覚えておきましょう。

まとめ

TWSにはインザマネーとアウトオブザマネーのオプション銘柄に色を付けることが出来るので、誤発注を防止できる。

売りと買い、また有効な注文は黄緑で設定されているので、色の識別により投資判断が正しく反映されているか感覚として捉えられる。

色の区別が煩わしくなった時が設定解除の目安なので、初心者を脱したと感じた時にはチェックを外しましょう。


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