銀投資の具体事例 銀を売る前にプットを売れ


銀投資の具体事例を解説します。

この記事をよく読むことで銀投資の始め方、そしてオプションを活用したメリットを理解できるようになります。

 

オプションの価格はいくらか

15年の年末にプットを売ったことを想定します。P14を売ります。
2016-11-2の満期のP14の価格が@1.17になっていました。

この「1.17ドル」というのは1トロイオンス当たりの価格になるので、最小売買単位の100トロイオンスに換算すると117ドルになります。
よってP14を売ると117ドル(日本円にして約1.6万円)が手元に入ります。

このプット14ドル売りは、満期に原資産(XAGUSD)が14ドルを割っていると、この原資産を14ドルでロングしたことになります。

117ドルを受け取った状態で銀価格が14ドルを割り込むと

  • 14ドルで買った銀CFD+117ドルの受け取り

というポートフォリオが出来上がります。

これより、銀が値上がりしても値下がりしても、プット売りの117ドルはそのまま利益になることが確定しています。
※ミニマムチャージを考慮しない数字

これがプット売りが利益になるメカニズムです。

銀オプションの利回り計算

1-1.利回り計算のための分母(必要資金)

通常14ドルの銀を最低売買単位の100トロイオンス保有する場合は、14ドル×100トロイオンス=1400ドル必要となります。
しかしサクソバンク証券のオプションの場合は、証拠金として8%用意すれば取引ができてわずか1.4万円で取引ができます。
一番安全な運用方法は1400ドル分用意することになりますが、投資効率を追求する場合には不要な資金まで用意しておく必要はありません。
そこで利回りを算出するために必要な資金量について考えてみます。

本当は1400ドル満額用意しておいて取引するのが一番安全なのですが、ある程度までは下がらないだろうと判断した時には、その価格を用意しておけば充分安全とも考えられます。
その価格は需給メカニズムやテクニカル分析等手法は様々あります。

銀は最低証拠金は1.6万円で取引が出来るので、オプション売りもわずか1.6万円で証拠金取引をすることができます。

ですが、証拠金取引が嫌な人は1400ドルを用意すれば概念上は証拠金取引ではなくなります。
実際は証拠金取引として計算されますが、レバレッジを聞かせていない等倍の取引なので損失額が膨らむことがないということです。

ですが万が一のリスクを考えてある程度の資金を用意しておいた方が安全です。

ここでは仮に半額の700ドルを用意したとしてこの数値を分母に利回りを計算します。

1-2.利回り計算の分子(期待リターン)

期待リターンはオプションを売った1.17ドルです。
100トロインスに変換すると117ドルです。

 

利回り計算

700ドルの投下貸金に対して117ドルの利回り、投資期間は2015年12月末から2016年11月2日までなので約11か月と考えると、

利回り=リターン÷投下資金

を基に計算される年間利回りは

年間利回り=利回り÷投資期間月数×12か月

で計算されます。

よって年間利回り=117ドル/700ドル/11か月×12か月=18.2%となります。

最初にプットを売って11か月何もしなくても、年利18%の投資になります。

通常の投資は保有した商品(今回では銀)の価格が上がらないと利益にならないのですが、オプションを利用すると値上がりすらしなくても利回り18%を確保できています。
なので最初にオプションを売っておしまい。
値上がりしなくていい。むしろ値上がりしないほうがいいのです。

この利益は、最初にもらっています。

cash secured put writting

この一連のプット売りの手法をcash secured put writtingと呼び、お金を全額用意してプットを売るということを指しています。
最大損失は1400ドルのみ。そうすると用意する資金に対する利回りは117ドル/1400ドル=8.3%
今は12/29で来年の11/2のプットを売っているので約11ヶ月の投資期間。
これを年率に換算すると8.3%/11ヶ月×12ヶ月=9.1%

本来はこの9.1%が利回りになるのですが、資金効率を考慮して1400ドルではなく半分くらい用意しておくことで利回りは倍になるということで18.2%となります。

ここでのポイントは、キャッシュをフルに用意するのではなく安全と思える分だけ(今回は半分)用意しておくという考え方にすることで利回りを向上させることができるということです。
貴金属、とりわけ銀が無価値にならないだろうということを根拠に、ではいくらまで値下がりしても補油し続けられるだろうかを投資判断として考えて決めます。

利回りの詳細検証

利回りを厳密に計算すると117ドルは最初に受け取っているので、用意する資金は700ドルではなく、700-117=583ドルを用意すればいい。そうすると利回りは年利で117/583/11*12=21.9%となります。
※ミニマムチャージを考慮しない数字。

フルキャッシュを用意する戦いかた(証拠金ではない戦い方)でも実際は1400ドルではなくて1287ドル用意すればいいので、利回りを計算すると117/1287/11*12でよいので年率は9.9%になります。

実際には、サクソバンクでは8%の証拠金で取引できます。
よって本来必要な額は1400ドル×0.08=112ドルだけ用意すれば取引できる(日本円で約1.5万円)だが、本当に1.5万円だけ用意して取引を初めたとして仮にプットが割当を受けた場合、すぐ証拠金不足になり強制決済させられるので、そのバランスを考慮して資金を用意しておきます。

銀ドルということは為替の考察は必要か?

P14 2016-11-2ものが@1.17で売ることができます。ドルをドルのまま保有すれば為替の影響はないのですが今回サクソバンクを使う以上は為替リスクは必ず発生します。

サクソバンクの仕組みでは為替固定になるので、今P14を売って1.17ドルの受け取りがあると今のレート(仮に1ドル120円とする)だと1.17ドル×100単位×120円で固定される。これが満期に権利が消滅しても、1.17×100×120の受け取りは先にもらっているので今の為替レートが適用されている。ただし反対売買するとその時の為替レートになるので、例えばP14が0.07ドルの値段がついていた場合は0.07ドル×100単位×為替レート となります。
※ただしこの計算にはミニマムチャージが考慮されていない数字。

もし1ドル500円になっていたら、0.07×100×500。円高になって1ドル50円になっていたら、0.07×100×50で済むことになります。

まとめ

銀オプションのプット売りをすることで、利回り18.2%が得られる。
売りプレミアムは売ったその時に受け取っているので、証拠金の計算として算入できる。

また、安全を取ってフルキャッシュを用意するcash secured put writtingを採用しても、9%の利回りを得られるので銀を今買うよりもプットを売っていた方が有利であると言える。

ただし銀CFDの価格が値下がりしてしまうと含み損にはなる。これはプット売りでも銀CFD買いでも同じ含み損状態であることには変わらない。

10万円を銀行に預けていてもなかなか増えない。
タンスに入れていても増えない。
銀ドルに投資するとリターンが狙える。

もし銀に変わったとしても、10万円という現金が10万円分の銀に変わっただけだと考えれば無くなったわけではない。という発想もある。OICのサイトでも解説している。

 

 


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