オプション売りのロスカットを成り行き注文してはいけない理由

リスクのイメージ

あなたは売ったオプションのロスカットはどのように注文していますか?

逆指値でロスカット注文を成り行き注文を出しておけば安心だ、と思っていませんか?

通常の相場変動の場合は、逆指値のトリガーで条件が成就したら成り行き注文を発注することで、きちんとロスカット処理が行われるでしょう。

しかし、相場が大きく変動した際には、逆指値で成り行き注文をしても板がスカスカで誰も売り手がおらず、売り手を追いかけて価格が吊り上がりとんでもない価格で約定する場合があるので、成り行き注文はご法度です。

この記事では、どうして成り行き注文をしてはいけないのか、そしてオプション売りのリスクをコントロールするためにどのような注文を出しておけばリスクを回避できるのかを解説します。

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リスクコントロールして確実に利益を増やすオプションの使い方

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投資はリスクを引き受けてリターンを得るのが鉄則です。

リスクが無いところにリターンはありません。

では、あなたのご自身の投資のリスクを正確に把握していますか?

引き受けても良いリスクを引き受けて、引き受けてはいけないリスクをきちんと避けていますか?

そしてあなたが引き受けているリスクがどの程度のものか、資産に対して適切なバランスになっているか正しく把握できていますか?

もしこの問いに明確に答えられないなら、今すぐ投資のリスクコントロールができるオプションを学びましょう。

オプションはリスクコントロール手段であり、リスクコントロールを目的に生まれた金融商品です。

投資でリスクコントロールできていないのに、もしオプションを使ったことがないのであれば、早かれ遅かれ相場から退場してしまうことでしょう。

オプションでリスクコントロールを行うは簡単です。

もしあなたが株を持っていた場合に、急落した際に損失を軽減させたいと思っていたら、オプションを買うだけです。

例えば、2016年のトランプ大統領選で330万円株式投資していた場合に、一瞬のドローダウンで35万円の含み損が出ても、プットオプションから37万円の利益でカバーするために支払った保険料はわずか8万円だけです。

わずかな保険料で下落の際の資産の目減りをカバーしつつその後の上昇相場をゆっくりと待って92万円の利益を出せるのも、リスクコントロール出来ているからです。

この記事ではオプションを使ったリスクコントロール手法を学ぶことができますので、明日からのあなたの投資にオプション取引が加わるでしょう。

オプションを使ってリスクコントロールできれば、損失を軽減しながら利益を狙えるので長期に相場に居続けることができます。

投資で負けないためには長期に相場に携わることです。

リスクにさらせばそれだけリターンを得られるのが相場の世界なので、リスクを取ればリターンを得られます。

そのリターンを得るチャンスを逃さないように、一時的な下落相場でも確実にリスクコントロールして損失を軽減し、来るべき日に備えましょう!

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株価が1,000円下落たのに8万円損したポジティブガンマ戦略

あなたはポジティブガンマ戦略は、相場が動けば必ず勝てると思っていませんか?

ポジティブガンマ戦略の最大の敵は相場が動かないことだと思われていますが、実は値動きがある相場であっても勝てない相場があります。

このチャートは9月末から10月10日までの日経平均先物価格の値動きを日足で表示しました。

高値は約24,400円、安値は23,400円とおおよそ1,000円の値幅があったのに、ポジティブガンマ戦略で-8万円の損失でした。

なぜ9月27日から10月10日まで約1,000円の値動きがあったのに勝てなかったのか?

この記事では敗因を分析します。

あなたもこの記事を読むことでポジティブガンマ戦略の弱点について理解したうえで、今後のポジティブガンマ戦略の戦い方のヒントが得られるでしょう。

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C22500を適正価格で決済するプットコールパリティの使い方

あなたは、買ったオプションを決済したいときに、流動性が全くなかったらどうやって決済しますか?

下記は先物価格が23,500円付近にあるとき、1000円ほど離れたC22500の板情報です。

もしあなたがC22500を保有していてこのような板情報になっていたら、どうやって決済すれば不利なく適正な価格で決済することができると思いますか?

C22500は、この日1,150円で約定した記録があります。

しかし現在の板情報を見ると1,100円と900円で指値待ちの注文が出ています。

成り行き注文で発注すると900円で約定することはできますが、果たして妥当な価格かどうかわかりません。

この日に約定した記録が残っている1,150円が正しいのか、1,100円が正しいのか、900円が正しいのか、それとも1,100円と900円の間の1,000円が正しいのか、この板情報からではわかりませんよね?

こんな状態でも、C22500を適正な価格で決済する方法があります。

それがプットコールパリティを使った損益固定です。

損益を固定する方法とは、保有しているC22500は何も手を加えずに、23,500円先物ショート+P22500売りの2銘柄を足すことです。

しかも損益固定できればどんなに相場が変動しても、C22500は現在の適正価格で決済できます。

この記事では、どうして流動性が全くないC22500を適正な価格で決済できるのかを解説します。

プットコールパリティを使って損益固定できる方法を身に付ければ、あなたも同じようなポジションを保有したときに慌てずに済むようになるでしょう。

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デルタヘッジ戦略で+17000円の含み益を楽に出せた3つの理由

オプション取引でポジティブガンマのデルタヘッジ戦略は、非常に気楽な戦略だということをご存知でしょうか?

日経225オプションを使ったポジティブガンマのデルタヘッジ戦略は、まるで「楽してチャリンチャリン稼げる」ような夢のような戦略で、しかも相場が上がるか下がるか関係なく、動きがあればアラートが発生してそのアラートを確認してから淡々と発注すれば利益が増えるからです。

私はこのポジティブガンマのデルタヘッジ戦略を9/27にエントリーして、9/27に1回アラートが来て発注、9/28に1回アラートがきて発注、9/28の夜間にアラートが来て発注、淡々と発注したことで現在含み益が17,000円を超えています。

スマホでアラームが来たら、発注するだけと非常に簡単な手法で、しかもオプション取引にありがちな「オペレーションを失敗すると損失が無限大に膨らむ」こととは無縁です。

実行してみて、非常に楽な取引だと感じるのは、3つの理由があるからです。

その3つの理由をこの記事では解説しますので、相場観を入れて勝つのは難しいと感じていたら、ポジティブガンマのデルタヘッジ戦略のように裁量を排除したアラートに従う投資で利益を目指してみませんか。

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ポジティブガンマのデルタヘッジ戦略の最大損失額の求め方と取引事例

「オプションの買いは損失限定」という言葉がありますが、あなたがオプションの買い戦略であるポジティブガンマのデルタヘッジ戦略を組んだ際の最大損失をすぐ計算できますでしょうか?

日経平均先物が23,795円の時にP23375を110円で買って日経225ミニ2枚を買ってデルタヘッジをした場合、最大損失は最初に支払ったオプション料の110円(11万円)に限定されていると思っていませんか?

実は、下図のように約19.4万円の最大損失の可能性があるポジションです。

このポジションもオプションの買い戦略なので損失限定ではありますが、最初に支払ったオプション料110円を超える金額をリスクとして引き受けているポジションです。

なぜこのように買い戦略なのにオプション料よりも最大損失が大きくなるのか、その理由について解説します。

あなたもこの記事を読んでポジティブガンマのデルタヘッジ戦略の最大損失額を把握できるようになりましょう!

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テスラ株急落時に600ドルの利益を上げたプットデビット戦略

テスラ株が8月17日に急落しました。CEOの発言により市場に動揺が広がったと言われます。

これから下落すると思うので株を空売りして利益を得たいと考えた時にあなたはどうしますか?

短期的にはカラ売りして利益を上げられそうだけど、世界的な電気自動車の人気の高まりから一転して上昇したらカラ売りは大きな損失を被る危険性もあります。

このような時に有効な戦略がオプションを使ったプットデビットスプレッド戦略です。

プットデビット戦略を使えば、カラ売りと同じように相場の下落で利益を上げることができて、しかも損失は限定なので相場が反転しても損失は一定額で収まります。

下記の図は私の実際の取引事例です。

合計で610.12ドルの利益を上げることができました。

期間は8月17日から8月30日までの約13日間で、およそ986ドルの資金を使って610ドルの利益をあげたので非常に資金効率の良い取引を実現できました。

今回の記事では私がどのようなオペレーションをしたのか解説します。

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デビットスプレッドに維持証拠金が掛かる理由を分析する方法

あなたはデビットスプレッドの証拠金シミュレーションをしたときに、証拠金不要のデビットスプレッドのはずが、証拠金が必要と算出されて「ドキッ」としたことはありませんか?

9/2(日)の18時ころにSBI証券のSPANシミュレータでデビットスプレッドの証拠金計算をしてみたところ、29,900円を要求されてしまいました。

デビットスプレッドに証拠金は不要です。

よって、損失限定のデビットスプレッド戦略を建てて29,900円を証拠金として要求されることはありません。

では、なぜ証拠金シミュレーターでは証拠金を要求されてしまうのか、シミュレーターを使う際の注意点をお伝えします。

シミュレーターのクセを知っておくことで、正しい証拠金を把握することができるので、ポジションを建てるのに不安が無くなりますよ。

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デビットスプレッドで資金を1/3に抑える発注順番とは?

デビットスプレッド戦略を組もうと思った場合に、ポジションを作る順番には注意を払ったことがありますか?

【A】

  1. 先)売りポジション
  2. 後)買いポジション

と注文をするのと

【B】

  1. 先)買いポジション
  2. 後)売りポジション

 

この2つの建て方は、どっちを採用しても全く同じだと思って気にせず注文をしていませんか?

出来上がりのポジションは一緒であっても、デビットスプレッドは、買いポジションを先に建ててから、売りポジションを建てる。

これが鉄則です。

なぜなら、買いから始めたほうが1/3以下の資金でデビットスプレッドを組めるからです。

【A】売りから先に建てると、売りポジションの証拠金を満額要求されますので、オペレーション中に必要委託証拠金が639,900円かかります。

 

ところが、【B】のように買いオプションを先に建ててから売りポジションを建てるオペレーション中に、証拠金は増えることがありませんので、最初にコールを買ったオプション料の18万円だけで済みます。

このように、【A】売りからデビットスプレッドを組むよりも【B】買いからデビットスプレッドを組んだほうが、必要な資金を1/3以下に抑えられます。

よって、デビットスプレッドをできるだけ小資金で建てたいなら、買いポジションから建てるべきです。

この記事では、なぜ買いポジションの方を先に建てると資金が少なくて済むのか解説します。

あなたもこの記事を読んでデビットスプレッドの建て方をマスターし、小資金でデビットスプレッドを建てられるようになりましょう!

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デビットスプレッドが証拠金不要で組める理由とは

デビットスプレッドはオプションの買いポジションと売りポジションの組み合わせです。

あなたは、オプション売りを保有していると、たとえデビットスプレッドのような組み合わせポジションだとしても証拠金がかかると思っていませんか?

売りポジションは必ず証拠金がかかる、という考えは誤りです。

デビットスプレッドは、オプションの売りを保有していても証拠金が増えることはなく、証拠金所要額は0円です。

理由は損失が限定されているからです。

証拠金所要額が0円だから、証券会社独自の掛け目によらずにデビットスプレッドを組むのに必要な資金だけ用意すれば取引を行うことができます。

楽天証券のツールで証拠金所要額を調べると、8月24日に日経平均先物価格が22590円のとき、C22265を1枚買ってC22750を1枚売るデビットスプレッドは、「取引証拠金所要額」を見て分かるように証拠金所要額が0円です。

(引用:楽天証券の楽天マーケットスピード)

このようにデビットスプレッド取引には証拠金が掛かりません。

あなたもこの記事を読んで、なぜ損失限定のデビットスプレッドならオプション売りでも証拠金所要額が0円で取引できるのかを学んでください。

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