カプランのオプション売買戦略のブックレビュー

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以前このサイトでオプションボラティリティ売買入門のブックレビューをしました。

 

そのレビュー記事はこちら

 

オプショントレードの世界に君臨する、

二大勢力のうちの片方だけをレビューして終わりってのはどうなのよ!?

 

と私が勝手に思っていたので、

今日はもう一つの超有名書籍、

カプランのオプション売買戦略のブックレビューをします。

 

 

ただ書籍の内容をレビューしてもしょうがないので、

オプションボラティリティ売買入門とどこが違うのか?

という視点で書いてみました\(^▽^)/

 

 

このようなブックレビューを心待ちにしている方は、

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カプランのオプション売買戦略

 

 

 

まずはじめに伝えておきたいのは、

私はオプションボラティリティ売買入門派です。

 

結局はオプションボラティリティ売買入門のお勧めになってしまったので、

その点だけご了解くださいm(_ _)m

 

 

 

 

 

 

ブログのお勧め書籍で、

だいたい「カプラン」か「オプションボラ入門」かに分かれると思うんですよね。

 

 

 

なぜ分かれるのか?

 

 

分かれるのも納得できる理由は、

オプションへのアプローチの仕方がまったく異なるからなんです。

 

 

 

 

オプションへのアプローチについて・・・

 

 

この本は相場の動きをベースにアプローチしています。

 

どういことかというと、

最初にチャートが出てきて、この時に良いトレード戦略はこうだ

というような流れです。

 

 

 

つまり市場絶対主義とも言うべき、

チャートが全てを物語るという考え方です。

 

カプランは徹底的にチャートからその確からしさを求めています。

 

 

 

一方のオプションボラティリティ売買入門は、

「理論的にはこうあるべきだ」という理論からスタートして

その理論が有効であるかチャートで確かめています。

 

この点が最も大きな、そして重要な違いになります。

 

 

 

 

だからトレードスタンスによって

一番のお勧めが「カプラン」か「オプションボラ入門」かに分かれるんですね。

 

 

テクニカル派とファンダメンタル派のようなものです。

お互いに相容れないわけです。

 

 

 

 

少し内容についても触れますが、その前に残念に思ったのは、

本のサイズがB5と普通の書籍より一回り大きくて持ち運びづらいということと、

チャートなどの挿絵が大きい、

そしてページ数が少ない割には結構値段が高いというところです。

(※オプションボラティリティ売買入門と比べて、です)

 

 

 

このデメリットを補うだけの内容がこの本にあるかというと、

私はそこまでのインスピレーションを感じれなかったので、

あえてお勧めとして取り上げていません。

 

 

 

もちろん他のブログなどでお勧め書として紹介しているし、

優良な本であることは間違いないですよ。

 

 

 

ただ「オプションボラ入門」を知ってしまった上で「カプラン」を読むと、

これでオプショントレードの理論が分かるにはちょっと難しいかなと。

 

 

ただ、勘違いして欲しくないのは、

「理論」を知るには物足りないのであって、

トレードで稼ぐという視点で見たら充分なのかもしれません。

 

 

チャートからアプローチするのは投資の王道の一つですしね。

 

 

 

私がお勧めしていないからといって読まないなんて、

もったいないことはしないでくださいね(^^;)

 

 

 

 

 

肝心の中身ですが、

もうすでにお伝えしているように、

チャートが全てを物語るのが大前提の構成になっています。

 

 

なのでリスク感応度(ギリシャ文字)については

全くといって良いほど出てこなく、

あくまで市場ベースで有利な戦略を解説しています。

 

 

 

記述の中にフロアトレーダー以外は、

手数料などを考えると7つのスプレッドポジション以外は選択肢が無いという記載は、

今の225オプションの状況と明確にアンマッチしていると思いました。

 

7つとはよく言われるストラドル・ストラングル・レシオスプレッドなどですが、

バタフライが含まれてない(゜▽゜;)

 

 

私のトレードスタイルとはこの点で相容れないわけです。

 

 

 

 

 

チャートもふんだんに載っています。

が、アメリカのチャートなんですけど、

これが馴染みのあるローソク足じゃないし、

海外のオプションを視野に入れている人向けかな~(´~`ヾ)という感じです。

 

 

結構挿絵を見なくてもちゃんと読み進められちゃうので、

実は図はそれほど必要ないんじゃ?と思ったり。

 

 

大豆とか穀物とか商品の選択肢を一覧にしているのは良いけど、

日経225オプションをやろうと思ったらそれ1つだけだしね~(--;)

 

 

 

 

 

ただ、特筆すべき点は、

売買プランの章で実践に当たってのマネーマネジメントなど、

何を考えてトレードに臨むべきかということが書いてあるので、

ここはトレードに入る際に非常に参考になります。

 

 

 

また、フリートレードの考え方は、

オプションボラティリティ売買入門には出てこない、

カプラン(増田さん?)特有のトレード手法だと思いますので

是非参考にしてください。

 

 

 

フリートレードとは、簡単に要約すると

単純な買い戦略を仕掛けて、

値洗いが向上したらアウト・オブ・ザ・マネー(OTM)を売って

バーティカルスプレッドにする。

その売りコストを買いコストが上回れば

ポジションを持つためのコスト>0 となり、

損失が絶対に発生しないトレードが実現できる。

という手法。

 

 

特にこのようなフリートレードの考え方は、

リスク感応度では表せない優位性ですよね。

 

 

 

他にも取り入れたい考え方が多数書いてあり、

視野を広くするという意味で是非読んで知識としたほうが良いと思います。

 

 

 

 

 

全ての要因はチャートから読めるという市場絶対論の持ち主の方は

この本を読むとオプショントレード方法が良く分かるでしょう。

 

 

 

一方金融工学など数字のロジカルな面からのアプローチを求める方には

「オプションボラ入門」をお勧めします。

 

 

結局オプションボラティリティ売買入門のゴリ押しだったり(^^;)

 

 

 

 

 

 

編集後記

 

 

いろいろ書きましたが、オプショントレーダーにとって、

他のトレーダーがどんな本を読んでどんな売買スタイルを取っているか知るためには、

欠かせない一冊です。

 

 

向上心の高い方は必ず読んでおくべきですね。

 

とはいうものの、オプションボラティリティ売買入門と明確な差をつけておく関係上、

非常に辛口の採点にさせていただきました。

 

 

<私の評価>

初心者:★★☆☆☆

実践者:★★★☆☆

 

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カプランのオプション売買戦略

カプランのオプション売買戦略

 

 

 

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