ディープ・イン・ザ・マネー(D-ITM)になったオプションの対処法

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日経平均が下げてますね^^;

 

ITMになってしまって、

どう処理したらいいか困ってませんか?

 

今日はそんな質問が来ましたので

回答した内容を紹介しますね。

 

 

 

 

 

> 2点質問ですが、例えばプットの売りでもし

> 権利行使価格10,000円を1枚持っているとしたら

> その対処方法はどうしたらよいのでしょうか。

> 現在は値がついていない状態になっています。

>

> もう1点は、SQ持ち込みした場合です。この点について

> もまだよくわかっていません。何度かかなもり様にも

> 解説して頂いておりますが、プットの売りを持っていて、

> OTMがITMになった場合、SQ後にはそれが先物

> (ミニ?ラージ?)に変わると言う事でしょうか。

> それとも清算されるんでしょうか。

>

> 売りの場合、買いの場合、コールの場合、プットの場合と

> 全てが混同してしまっているのかと思います。

> INした場合のみです。

 

 

質問の回答をします。

 

プット売り10,000円の措置は、

プットコールパリティという

 

先物買い=コール買い+プット売り

 

という式を変形して、

 

プット売り=先物買い-コール買い

⇒先物買い+コール売り

 

という合成ポジションだと考えます。

 

 

 

先物買いとコール売りを

保有している考えて、

SQまで保有するのであれば

新たにスプレッドを組んだり、

もし決済して終わらせたいのであれば

 

先物売り+コール買い

 

を持っておけば完全に打ち消しあうので、

そのままSQまで待っていれば

プットの損失は先物の利益となって

SQで確定します。

 

 

ただこの場合だと

今のプット売りの損失を

そのまま確定するので、

-1000近くなっちゃいますが・・・

 

要は合成ポジションで

考えるということです。

 

 

今出勤時間が近づいていて

文章の精査が出てなくてごめんなさいですが

(もしかすると符号が違ったり?)

私が伝えたいのはこんなところです。

 

 

SQがITMになって決済されたら、

差金決済で清算されます。

 

要は損失がSQで確定して終わりです。

 

本当に乱文でごめんなさい。

 

もし不明な点があれば

明日もう一度説明しますので、

どこが知りたい点か

教えていただけると幸いです。

 

 

 

> ご回答ありがとうございます。

> やはり実際にSQで身銭をきって自分で持ち込んで

> みないと今一理解できていないみたいです。

>

> 先物売り+コール買いを新規に建てれば、これ以上は

> 損失が拡大しないという理解でよろしいでしょうか。

> 今日のように上昇した場合は、プット売りのマイナス

> は少し減るけど、先物売りがマイナスになり、コールが

> ほとんど変わらず位になるという事ですね。

>

> つまり、これ以上上がっても下がっても-1000前後で

> SQで清算されるという事でしょうか。

>

> 損切りしたくても、買い板がなくて売るに売れない時に

> この方法を使うという理解でよろしいでしょうか。

> この場合の先物はラージ1枚ですか。それともギリシャ

> 文字でミニを何枚とか組合わせないといけないんでしょうか。

 

 

 

返信ありがとうございます。

問題点も明確にしていただき、

助かります(^^)

 

 

 

先物売りとコール買いを建てれば、

今の価格で損失確定です。

 

日経平均が下落した時に、

プットの売りは損失が出ますが、

先物売りで利益が出ます。

 

先物とオプションは1:1の関係なので、

完全にヘッジできている状態です。

 

先物はラージです。

ミニだと10枚必要です。

 

 

 

これ以上下がっても、

今の価格で固定です。

 

 

 

逆にコールの買いは、

日経平均が上昇して先物売りが損失になると、

コールの買いがヘッジとして機能するので、

こちらも損失はこれ以上出ません。

 

 

 

ここまでの話は、

すべてSQに持ち込むときの最終結果の話ですよ。

 

値洗いベースで考えると、

プラスマイナスはすこしあるかもしれないので、

それに応じて必要証拠金が発生します。

 

 

 

ちょっと難しくなるかもしれませんが、

 

先物売りとプット売りを1:1で保有すると、

コールの売りと同じになります。

 

損益グラフが同じになるということです。

 

 

先物買い=コール買い+プット売り

 

と説明しましたが、

式を変形させると

 

-(コール買い)=-(先物買い)+プット売り

 

 

コール売り=先物売り+プット売り

 

 

となります。

 

 

 

つまりプット売りのポジションに

先物売りを追加すると、

単純なコール売りを持っていることになります。

 

 

それに対してコール買いをぶつけていくと、

そこには何もなくなってしまいますよね。

 

 

だから損益が確定するというわけです。

 

 

 

 

もし少しでも色を出して利益を狙うのであれば、

(あまりお勧めしませんが)

このコール売りを活用して

何かポジションを作るというのも

考え方としてはあります。

 

まあそれよりは今のポジションのクローズを

考えるべきだとは思いますけどね。

 

 

それだけディープ・イン・ザ・マネー(D-ITM)

になっていて、

証拠金維持率は大丈夫でしょうか?

 

先物を売ると証拠金が上がります。

さらに悪化するはずです。

 

 

維持率が低いと、

SPANが変わったり

日経平均が下がったら追証の可能性が出てきます。

 

追証は問答無用で決済されるので、

決済値が値が付くまで

跳ね上がる可能性があります。

 

そこだけは注意してくださいね。

 

 

 

 

■あとがき■

 

 

オプションで先物の代わりはできます。

 

厳密に言うと全く同じじゃないですけど、

合成ポジションを使うことで

ほぼ同じポジションが組めます。

 

 

逆に先物ではオプションの代わりは務まらない。

 

オプションが先物の保険の役割を担っていて、

さらに先物を完全にカバーしているように見えますよね。

 

 

だから先物をやるなら、

オプションもやったほうがいい。

 

というよりやるべきですよね!

 

今回のプットコールパリティの説明を通して、

改めてオプションの魅力を感じました(^^)

 

 

 

P.S.

 

追証って怖いですよね(>_<)

私も追証は経験しました。

 

しかも2回

そして追証を逃れるために

自主的に強制決済したことも何度か。

 

 

退場もんの処罰をもらいながら、

それでもやめずにここまできました。

 

 

結構大変な思いをして、

今に至っているんです^^;

 

 

追証が来てオプションを

やめることは簡単です。

 

ただそこでやめずに

続けていたから今があるのかなぁと

感じています。

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