デルタマイナスでも値洗いが悪化した理由

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昨日の編集後記に

>ところがトレード初日より下げて終わっています(´ヘ`;) 

>なぜ市況が思惑通りに動いたのに値洗いが悪化したのか??

>これについては明日ご説明しますので、ブログランキングをクリックしてお待ちくださいm(_ _)m

というコメントを残しました。

 

今日はその中身を書きます。

■昨日の市況とポジション推移

■デルタマイナスで値洗いが悪化した理由

■編集後記

 

なんとブログランキング2位!みなさんありがとうございます(*^▽^*)

もしかしてこの理由が知りたいだけ!?( ̄□ ̄!) そうならないことを祈ります(-人-)⇒にほんブログ村

 

 

昨日の市況とポジション推移

 

昨日の市況とポジション推移です。

一日ずつずれて解説していますが、まぁ週末ということで許してくださいm(_ _)m

 

・市況概況

日付 日経平均先物終値  騰落レシオ 
 6/25(SQまで9日)   9,740円(前日比-170円 ) 102.8

 

・保有銘柄

権利行使価格  コール    IV  
9,750 +2  
10,250 -1 -28

※アット・ザ・マネー(ATM)のみ掲示

 

・前日のリスク感応度

 デルタ   ガンマ   セータ    ベガ  
-14 3 -6 12

 

・後場終値時点のリスク感応度

 デルタ   ガンマ   セータ    ベガ  
-26 4 -6 13

 

 

・後場終値時点の値洗いと証拠金

 値洗い   +45 
 必要証拠金   379.900 

 

 

デルタマイナスで値洗いが悪化した理由

 

上記のようにデルタマイナスで日経平均が下がったため、

通常は値洗いが向上します。

 

 

そこで、8月限プットのインプライドボラティリティ(IV)の一覧を比較すると

 

権利行使価格 6/24 6/25
9,500 30 30
9,750 29 29
10,000 27 27
10,250 22 28
10,500 20 26

 

このように、8P10250のIVが異常値を示しています。

 

 

わかりますか?

6/24では権利行使価格が高いほどIVが下がる傾向になっているのに、

6/25では10,250円が10,000円より高くなっています。

 

このようなことが起こる要因としては、10,250円がミスプライスになっているということです。

 

この記事にも書いたように5つのパラメータでオプション価格が決まるので、

IVが異なるということはオプション価格がルールからはみ出ているということになります。

 

 

 

なぜこのようなことが起きるのか。

期先の建て玉であることに加え、

オプションがアット・ザ・マネーよりかなり遠いイン・ザ・マネー(=ディープ・イン・ザ・マネー)

になったことにより、流動性が少なくなったことにあると思います。

 

つまり約定するオプション取引数が少なくなって、

理論どおりではないオプション価格でも取引が成立してしまっているということです。

 

追記:

ミスプライスで理論価格ではない価格で約定しているというよりは、

約定した後に原資産が動いたことにより理論価格が乖離して、取引が無いまま大引けを迎え、

結果としてミスプライスになったと考えられます。

 

 

 

このディープ・イン・ザ・マネーは、

上記のような流動性の少なさから来るミスプライスによる利益が狙える(逆に損失もありえる)反面、

決済したくても相手がいないため思惑通りの値段で放出できないリスクが発生します。

 

 

じゃあこんな時はどういう戦略を今後考えればいいのか。

それは明日書きたいと思います。

週末は市場がお休みなので、みなさん長い目でお付き合いくださいm(_ _)m

 

 

編集後記

 

いや~、ついにブログランキングが2位まで来ちゃいましたね~(*^▽^*)

とっても嬉しいので、この勢いでまたお役立ちのレポートを作ろうかなと思います(≧∇≦)

 

お題目は、私がポジションを建てるときに画像アップしている損益グラフのサイトの使い方について。

あれって、実は無料で使えるんですよ(゜▽゜;)

 

是非使い倒してほしいので、使い方のコツなどをレポートにまとめたいと思います。

しばしお待ちを!!

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