セータもIVに影響を受けるんです

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オプションには時間価値という概念があります。

 

プレミアム=本質価値+時間価値

 

ということは教科書などでよく書いてあることであり、

この2つの価値が合わさったのがそのオプションのプレミアム、

つまりオプションの今の価格なんだということです。

 

 

ですが、この本質価値と時間価値という言葉だけだと、

オプションで重要なIVという概念が入ってきません・・・・・・よね?私だけかな?

 

正確にはIVの価値は時間価値の中に含まれるのですが、

名前からだけではIVが含まれているとは分かりにくいですよね。

 

 

 

ここでは分かりやすく

もう一つの価値を付けてみたいと思います。

 

それは、インプライドボラティリティ(IV)が高くなることによって発生する、期待値。

つまり時間価値を下のように2つに分けちゃうんです。

 

プレミアム=本質価値+時間(のみの)価値+期待値

 

 

 

IVが高くなるということは、

市場参加者が相場の変動を暗示しているということでしたよね。

 

もし覚えていなければ

オプションの大切な概念「ボラティリティ」

の記事とか、

ボラティリティってそんなに重要なの?

の記事で復習してください。

 

 

 

 

 

このプレミアムを構成している要素のうち、

 

・本質価値=ATMからどのくらいITMになっているかを表していて必ず1つの数字が決まる。

        ITMにだけ発生して、ATM・OTMは本質価値がゼロ

 

・時間(のみの)価値=時間はどのオプションでも同じように経過する。

 

・期待値=この値が参加者の期待によって、高くなったり低くなったりする⇒IVにより変動する。

 

 

 

 

例えば今の日経平均が10,000円としましょう。

 

高いIVの時、アット・ザ・マネー(ATM)のコールオプションのプレミアムが

200円だったと考えます。

 

その内訳は通常なら

・プレミアム200=本質価値0+時間価値200

となりますよね。

 

でも式を少し細分化すると、もうちょっと意味が分かりやすくなります。

 

・プレミアム200=本質価値0+時間(のみの)価値100+期待値100

 

 

 

今の日経平均やSQまでに残存日数が同じで、

このオプションのプレミアムが150だったとすると、内訳のどこが下がったのでしょうか?

 

本質価値と時間(のみの)価値は下がりません。

今の状況が全く同じだったらこの2つの価値は変わりませんよね。

 

 

 

だから期待値が下がったのだと分かります。

 

・プレミアム150=本質価値0+時間(のみの)価値100+期待値50

 

こうすることで、

期待値が変わるとプレミアムが変化するということが分かりますよね。

 

 

 

そのオプションのIVが低くなるということは、期待値が下がったと考える。

期待されないプレミアムは・・・価値が下がっている、というわけです。

 

 

 

 

こうやって考えると、実は時間価値の減少=セータにも、

IVの影響があるということが分かります。

 

IVが高い時は時間価値(時間のみの価値+期待値)が高い状態なので、

SQに向かって価値の減少が大きくなる⇒セータが大きい

 

逆にIVが低い時は時間価値が少ないのでセータも小さい。

 

 

 

セータって時間の経過だけが影響しているって考えがちですが、

こうやってIVにも影響されるんです。

 

 

この期待値というのは他のブログが書籍かどこかに載っていた気がします。

(ごめんないさい。引用元を忘れましたm(_ _)m)

 

 

 

 

こんな風に考えられるって

オプションって面白いですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このノウハウをどうやって稼ぎに変えるのか?

 

 

うーん・・・まだそこまで考えてないです^^;

ただセータの特徴を説明しただけの記事でした♪

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