IVによる妥当価格の評価

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IVについてはたくさんの質問を頂きます。

それだけ理解するのが大変な項目なのだということですが、

ここさえ抑えられれば脱初心者、という感じでしょうか。

養成塾では分かるま徹底的なサポートをしています。

もちろん最近紹介しているやりとりもQ&Aとして

各章の最後に公開していますので、

受講生さんがどんな悩みや疑問を持っているのかがシェアできます。

 

まるで知識の宝庫という感じですね。

 

 

 

> 「つまりC14500のIVが25%でC15000の
> IVが30%だったら、C15000が
> C15000のほうが市場参加者が妥当な価格よりも
> 高く評価していると判断できます。」
> とあるのですが、どうしてそのように判断できるのですか?

 

 

IVを構成する要素は

 

・原資産価格
・権利行使価格
・残存日数
・金利
・オプション価格

でしたよね。

 

 

 

この中で原資産価格、
残存日数、金利については
同一限月であれば
どのオプションでも一緒になります。

 

 

ということはIVが変化する要素は
権利行使価格とオプション価格のみです。

 

権利行使価格というのは、
原資産からの距離を示しているだけで、
原資産価格が決まれば
権利行使価格との差も決まってきて、
残る要素はオプション価格のみとなります。

 

 

 

このように消去法で導く考え方と、
もう一つはボラティリティという
定義そのものに着目する方法です。

 

 

 

ボラティリティとは変動の幅を示していて、
このIVは将来1年後に原資産が
どの程度の変動で収まるか評価できる数値でしたね。

 

オプションの銘柄がたくさんあっても、
このボラティリティの評価は
原資産が1年後にばらつく範囲を示していますので、
本来ならC14500でもC15000でもC15500でも
同じボラティリティになるはずです。

 

原資産は1つなので。

 

ところがそのボラティリティが
C15000のほうが高いということは、
C15000のオプション価格がC14500で付けられた価格よりも、
より割高に評価されているということです。

 

C14500で原資産が14500円で
残存日数が10日で金利が0.1で
IVが25%であれば、プライサーより価格は240円です。

 

同じ条件、つまり原資産が14500円で
残存日数が10日で金利が0.1で
IVが25%であれば、
C15000は71円です。

 

この240円と71円というのが、
同じIVで評価した時の妥当な価格です。

 

これがC15000は前述の質問のような理論値とはかけ離れて
108円となっていたら、その時のIVを求めると30%となっていて
「C15000は本来25%であるはずのところが30%となっていて高い」
という判断ができます。

 

もっともこの高いIVが
必ず25%に戻るという保証はなく、
9章でも触れますがボラティリティスマイルという
OTMになるほどIVが高くなる特性があり
それは時間の経過とともに顕著に表れるため、
これをサヤとして利益をあげられるかというと
そうではありませんけどね。

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