8月19日のNIKKEIラジオ「賢者のマーケットインサイト」に当協会の守屋が登壇決定しました。
賢者のマーケットインサイトとは
「賢者のマーケットインサイト」では、世界の名だたる名投資家から主要指数やコモディティのマーケット情報や取引戦略などを学びます
このようにあらゆるジャンルのコメンテーターが毎週水曜に放送している番組です。
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あなたはオプション取引のガンマが損益に与える影響の式をご存知でしょうか?
ガンマとは、日経平均の値動きとデルタとの相関性を示し、直接ガンマからオプション損益を計算できる、オプション自体が持っているパラメータのことです。
日経平均と連動するデルタは、日経平均が上昇したらプレミアムがプラスになり、日経平均が下落したらプレミアムも下がる(マイナス方向へ損が出る)性質がありますが、ガンマは変動の量を(大きく動くか動かないか)をポジションに反映させますので、上下動の方向性を考慮する必要はありません。
なぜなら、ガンマは、
この「二乗」という計算により、原資産の正負の値が問題にはならないからです。
あなたは資産運用で重要視される指標の一つ「標準偏差」という言葉を聞いたことがありますか?
通常は「これは想定年間利回り5%の商品です」「こちらは利回り7%の商品です」といったように、年間利回りのみが投資の判断材料と認識されがちなのですが、実は標準偏差を使うことでその目標とする年間利回りを実現できるかどうかを詳細に判断する材料となります。
標準偏差とは何か、Wikipediaをにはこう書かれています。
標準偏差(ひょうじゅんへんさ、(英: standard deviation、SD)は、分散の正の平方根である[1]。データや確率変数の散らばり具合(ばらつき)を表す指標の一つである。例えば、ある試験でクラス全員が同じ点数、すなわち全員が平均値の場合、データにはばらつきがないので、標準偏差は 0 になる。
(Wikipediaより抜粋)
標準偏差はバラつきを示す指標です。
バラつきを投資商品のリスクと考えて、(リターン-安全資産利回り)÷リスクで投資商品の優劣を測定できるようにしたのがシャープレシオです。
シャープレシオ(効率係数)
リスクを取って運用した結果、安全資産(リスクがゼロと仮定した資産)から得られる収益(リターン)をどの位上回ったのか、比較できるようにした指標です。
ファンドの運用成績を比較する場合に広く用いられています。単にリターンを比較するのではなく、その裏にあるリスクとの見合いで運用成果を判断しようとするものです。
(大和アセットマネジメントの用語集より抜粋)長期投資の指標にもなります。
用語だけ並べられても良く分からない方のために、今回は視覚的に捉えられる視覚化されたゲームを体験できるサイトを紹介します。
先日アメリカのiphoneで有名なapple社が決算発表を行い、5G対応のiphoneについて少し言及がありましたね。
例年は9月に新モデルを発売するところが、今回は1か月先の10月になりそうだという発言がありました。
市場は決算発表にたいして好感しているようで、株価は上昇しました。
384ドル(決算前の引け値)から411ドル(決算後市場オープンの始値)と上昇したので、決算によって株価が約7%上昇しました。
その後の株価は現在438ドルまでさらに上昇しています。
あなたがもしこれからオプションを学ぶのであれば、最初に「カバードコール」を学ぶのが良いでしょう。
「カバードコール」とは、現物株を保有して、その現物株のコールオプションを売る戦略のことです。
オプション売りというと難易度が高い戦略だと思われがちですが、全くそのようなことはありません。
実際に米国の証券会社では、カバードコールが最もリスクの低い、低難易度の戦略として紹介されています。
先日、オプショントレード普及協会の会議室にて米国株オプション実践会を開催しました。
参加者は6名とソーシャルディスタンスを確保できる人数で開催しました。
コロナ対策として消毒はもちろん、向かい側および隣の人との間にパーティションを配置して、飛沫感染を防いでいます。
非接触体温計を用いての入室前チェックも行っています。
オプションはいろいろな戦略があります。
初心者の場合はどの戦略から考えればいいか迷ってしまいがちです。
初心者でも、手掛けやすい条件が揃った戦略があれば絞れるかもしれません。
ここでは下記の5つの条件を満たす戦略をお伝えします。
①損失限定
②損失が出た場合に次も入る気になる損失額(リスク許容度によるがおおむねリスクにさらす資産の2~5%以内)
③流動性があること(約定させやすい)
④ポジションの数が多すぎないこと
⑤瞬発力を必要とするものではないこと(例えば、瞬間的な価格の歪みを利益に変える等は困難です)
カレンダースプレッドは、期近のオプションと期先のオプションの価格の開き(スプレッド)が広がることで利益となる戦略です。
ということは、期近のオプション価格が急速に低下する期近の満期日間近に組んだ方が、期近と期先の差が広がるので有利だと思っていませんか?
実はそのような優位性が拾えることはほとんど無く、期近満期直前に売っているオプションのセータが大きい場合は、ガンマも大きい特徴があります。
ガンマとセータは表裏一体であり、どちらが有利か決めることはできません。
結局はガンマVSセータの戦いとなり、相場が動かなければ利益を得られますが、権利行使価格から離れるとすぐに損失になることもあります。
カレンダースプレッドは、相場の方向性を気にしないデルタが0のスプレッドですが、上下動ではない相場観を入れた戦略です。
その相場観とは
です。
この記事ではボラティリティ戦略としてのカレンダースプレッドの特徴をお伝えします。
ロングストラドル(アットザマネーのプット買い+アットザマネーのコール買い)を組んだあとに相場が緩やかに上昇すると、インプライドボラティリティ(IV)が低下しやすい傾向にあります。
そのような場面だと、デルタ調整のために先物ミニを売ってダイナミックヘッジしても、IVの低下によるベガの損失のほうが大きく、利益が出にくいこともあります。
IVがかなり下げてきたところで仕掛けたつもりでも、相場上昇時にはIV低下を伴ったために思ったよりもIVが低下していく場合があるからです。
この場合は、いったんポジションを解消した方がよいのか、IVの下げ止まりを信じてダイナミックヘッジした方がよいのか、あなたならどう考えますか?
2020年7月SQに向けて、P22500買い1枚(@680)とP22000売り1枚(@400)の下落目線のプットデビッドスプレッドを6/26に建てたとします。
21000台まで下がれば+22万円の利益になるのですが、結局SQ値が22500を越えそうになったので、SQ前日の7/9(木)の取引終了間際に反対売買して決済したとします。
この今回の建玉はどうすれば損失を少なくできたかを3つの視点から分析しました。 続きを読む