米国株オプション、サクソバンク証券とIB証券の違いとは

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Lock Metal Black Yellow Key Door  - epicioci / Pixabay

あなたは、米国株オプションを手掛けたいというときに、どこの証券会社を利用しますか?

いままではインタラクティブブローカーズ証券(IB証券)ほぼ一択で、他に選択肢がありませんでしたが、2020年5月から、サクソバンク証券でも扱いを始めました。

これよって、日本の投資家もサクソバンク証券とIB証券を比較検討することが出来るようになりました。

この記事では両社の違いについてピックアップしていきます。

手数料

投資において手数料は非常に気になりますよね。

サクソバンク証券のオプション取引の手数料は3ドルです。

IB証券は約1ドルですので、サクソバンク証券のほうが手数料は高めです。

サクソバンク証券で米国株のオプション取引をする際に手数料の他にコンバージョンレートという為替転換のコストがあります。

このコンバージョンレートは日本円でドル建て商品を取引する際に発生します。

また、株を売買するのも、50ドル程度の銘柄でIB証券は1ドル程度ですが、サクソバンク証券では9ドル程度かかります。

ドル建て

IB証券は円で入金しますが運用はドル建てです。

一方サクソンバンクの場合は日本円で入金し基本は円で資金を保有するので、外国株やオプションの取引には、その都度サクソバンクが両替をしてポジションをドルで持つことになりますので、為替を加味したコンバージョンレートが掛かります。

サクソバンク証券の説明には、

「決済によって円以外の通貨で損益等が発生した場合は、その時点での実勢相場に0.5%の両替コストを加えた交換レートで自動的に円に交換されます」

国株取引は日本株と異なり、為替転換のコストをうまくおさえないと手数料負けしないかをきちんと計算しないといけません。

サクソバンク証券は基本的に現物の米国株でも日本円建てでの取引サービスを提供しています。

対象銘柄の数

サクソバンク証券では、将来的に2,000銘柄の取引を目指しているようです。

2,000銘柄あれば種類に困ることは少ないでしょう。

ちなみにIB証券では3,500~4,000件近い銘柄を取引できるので、銘柄の数で言えばIB証券に軍配が上がります。

オプションの決済方式

IB証券やサクソバンク証券は途中で権利行使ができるアメリカンタイプです。

操作ツール

サクソバンク証券は、Web上で取引画面を表示して取引します。

IDとPASSさえあれば、どのような環境にいても同じ操作環境で取引できます。

一方IB証券ではTWSというアプリをインストールしてそのアプリの中で取引するのが一般的です。

TWSはできることが多いのですが、カンタンな取引でもどこを押せば発注画面になるかわかりづらかったり、特に初心者の方は頭が痛い問題でした。

税金

サクソバンク証券で扱うオプションはデリバティブの源泉分離課税です。日本の先物・オプションやFXなどと同じカテゴリです。

一方のIB証券ではデリバティブの場合は総合課税です。総合課税なので、所得が高い人はアメリカのデリバティブを行うと30%~40%の税率になる場合もあります。

ほかに収入がある場合は税率によって異なりますのでどちらが良いかは個人個人それぞれです。

専門の税理士などに詳細を確認しましょう。

サクソバンク証券の申請フロー

すでに口座を持っている場合

メールで案内が来ていると思います。そのフローに従って進めば同じIDで「オプション口座」開設完了です。

口座開設申請から4,5日かかると言われましたが、開設したという連絡はありません。

下記のPDFで申請するのですが、PDF自体にパソコンで文字を埋め込めますので、手作業で発想する必要はありません。

新規で登録する場合

新規で登録する場合にはトップページの新規口座開設から進みます。

なお、デモトレードもできますが、デモ口座ではオプションができないので、あまり参考になりません。

口座維持手数料がかからないので、デモ口座よりも口座開設から進めてよいかと思います。

 

口座開設を進めるとこのような申請画面が出ます。

次のページでは経験年数などを入力します。

コースは外国株コースで「外国株オプション」」にチェックを入れます。

害株オプションを選択するチェックボックスがありますが、財務状況、投資年数などによりフィルターを掛けていると思われます。

オプションチェーンが表示されていればOK

オプション口座を追加申請すると、4,5日でいつの間にかオプションチェーンの項目が出ています。

試しにKO(コカ・コーラ)を入力しました。

オプションチェーンの検索画面にKOと入れたたらEQoというアイコンで数銘柄表示されました。

このEQoのアイコンが株オプションを示しています。

KO株のオプション価格

オプション価格を表示させました。右に並んでいるのは前日比、現在値、ビッド、アスクです。ビッド、アスクは取引時間中のみ表示されるようです。

データ購読は7ドル/月

データ配信は20分遅れです。

株やオプションのリアルタイムデータを取得するには下記の設定画面からOPRA dataを購入します。

まずは取引画面から「口座管理」のページにすると、「有料価格情報配信サービス」がありますのでこちらをクリック。

ちょっとわかりづらいかもしれませんが、タブを切り替えて「先物及びオプション」のページを出します。

その中にOPRA dataがありますので、こちらを購入すると個別株もオプションもリアルタイムで表示されるようになります。

まとめ

他にも差異がありますが、その一部を紹介しました。

今までIB証券一択だったので、手数料はIB証券より掛かりますがサクソバンク証券にも分散して取引すると良いかもしれません。

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