SQ時の損益グラフで見るのかリスク指標で見るのか

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SQ時の損益グラフで見るのかリスク指標で見るのかについて

私はリスク指標で見たほうが良いと提言していますが、

それについてコメントをいただきました。

 

> はじめまして。

> 私はオプション暦5年程度のものですが

> 今までリスク指標を理解しないままトレードをしてきて、

> 案の定痛い目を何度も見てきました。

>

> そこでリスク指標について

> 分かりやすく説明されているこちらのサイトを知って、

> 理解できるようになってきたのですが、

> 逆に分からなくなってきた部分もあるので

> 今回はそちらを質問させていただければと思います。

>

>

> 今まで私はオプションの魅力は

> 「上がるか下がるかの二者択一ではなく、

> 自分の思惑と外れた方向に相場が動いても

> 利益を出せるという部分」

> だと思ってました。(リスク指標は無視)

>

> 例えばクレジットのコールレシオを組んだ場合、

> 相場が急速に上昇しない限り利益が出るという感じです。

>

> ただかなもりさんのブログでは上記の考え方は

> 「SQ時の損益グラフ」で見た部分であって

> かなもりさん自身が行われている

> 「リスク指標」で判断するトレードとは考え方が異なり

> 「SQ時のグラフで見るのかリスク指標で見るのかちゃんと切り分けるべき」

> とありました。

>

> そこで上記のコールレシオを例として

> 「SQ時のグラフ」で見た場合と

> 「リスク指標」で見た場合の

> トレードの仕方の違いについて

> 具体的にご教授いただけないでしょうか。

>

> よろしくお願い致します。

 

 

 

オプションは上がるか下がるかの二者択一ではなく、

上がるか下がるかに加えて、

そのスピードも要求されます。

 

つまり上げ下げだけじゃなくて、

いつそこまで到達するのか?が必要なんです。

 

 

そういう意味ではレシオスプレッドのような

時間を味方にする戦略は有利に見えますよね。

 

 

 

 

じゃあそのスピードをどうやって測るのか?

というのがリスク指標を使った考え方になるわけです。

 

 

SQ時の損益でしか見ていないと、

どのくらいポジションに利益が出ているのか、

相場が上下したらどうなるのかが見えてきません。

 

だからリスク指標で日々の損益を判断して、

1日ごとにポジションがどう動いたかを判断するのが

とても重要なんだと私は思っています。

 

 

 

 

 

このレシオスプレッドの例を見てください。

 

https://225option.net/3538

 

 

 

このグラフはプットのレシオスプレッドです。

 

 

クレジット(トータルで受け取り)になるように

スプレッドを組んでいるので、

日経平均が上昇した時にはそのクレジット分が受け取りです。

 

 

でも、その損益が確定するのはSQ時のみ。

それまでにいくら日経平均が下落しても、

大暴落をしても、

最終的にSQ値が今より上がっていればプラスです。

 

 

 

そうやってSQ日の位置だけをピンポイントで狙っていて、

満足な利益が出るでしょうか?

 

大暴落したらポジションを組み替えないと

証拠金が不足して追証になるかもしれないし、

想定の利益より多くプラスになったら

速やかに手仕舞いをしたほうがいいですよね。

 

 

そう考えるとSQの最終損益をみているだけじゃ

リスクは判断できないんです。

 

 

 

 

 

 

先ほどのグラフで、2枚目を見てください。

白い線は期中の損益です。

 

今の赤い位置で見ると、

SQの最終損益は3万円くらいにしかなりませんが、

白い線では12~13万円くらいに盛り上がっていますよね。

 

こうやって含み益が出たときに

手仕舞いしてしまったほうが良いと思いませんか?

 

 

 

 

Option Modelを使うと、

時間の推移によってポジションのリスクがどう変わるかが

見えてくるんです。

 

この考えこそがSQで考えるのではなく

リスク指標を基に考えようと私が言っている意味なんですよ。

 

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